フランチャイズ系の車検業者としてかなり有名なホリデー車検です。
双輪自動車といって整備工場が母体となっていて、今はフランチャイズ車検を展開しています。
フランチャイズ車検としてはコバックが一番有名かもしれませんが、その次に大手といえるのがこのホリデー車検です。
ホリデー車検の店舗網
トータル的に見て価格、信頼度、サービス内容と車検業者の中ではトップクラスといって良いのですが、唯一の欠点ともいって良いのが店舗網です。
- コバック 448店舗
- ホリデー車検 270店舗
- アップル車検 100店舗
となっていてホリデー車検はコバックの6割程度の店舗数となっています。
全国展開をしていて北海道、沖縄まですべての都道府県を網羅できてはいますが
- 大阪や愛知といった都市部でもエリアによっては店舗数が少ないところもある
- 地方の県では店舗数自体が少ないところもある
というようになっています。
たとえば島根県では店舗が4となっていて、横に長い県ですが、かなり車を走らせないとホリデーに車検を出せないというエリアもあってまだ店舗数が十分とはいえないと思います。
ホリデー車検の費用は高い?安い?
小型車(1トンまで)の車検費用を比較しますとフランチャイズ車検業者の中では最安値となっています。
アップル車検もディーラーと比較すれば格安業者なわけですが、さらにホリデー車検は安くなっています。
ただし正直なところスタンド、カー用品店系の車検業者はホリデーよりもさらに安いです。
しかしこれらの車検業者と比較すればホリデーは
- 整備ノウハウがある
- 立ち会いで整備士から説明を受けることができる
というメリットもあるので車検とともに車の調子を維持するという観点からすれば利点があると考えることができます。
車検に通すだけならこれらの業者でも良いのですが、下請けの整備工場に車を回されるということがないのがホリデーの特徴です。
ホリデーでは加盟店がすべて指定工場となっていて、その場で立ち会いのもとで説明を受けながら車検を通していけるのも大きな強みといえるでしょう。
これだけ指定工場が多いということはスタンド系やカー用品店系の車検業者と比較すれば車検ノウハウで一日の長があると考えて良いと思います。
ホリデー車検の代車サービス
上でも記載をしましたがホリデー車検は基本即日といいますか、1時間以内の車検完了を目標としています。
ですので代車を必要とするような場合はあまりないのですが、それでも在庫にない部品交換などが必要というようなこともあります。
この場合には店舗にもよりますが、代車サービスが無料で受けられるところもあります。
ホリデー車検のカード払い
ホリデーはカード支払いにも対応しています。
自賠責保険、重量税、印紙代といった法定費用の部分がカード払いできないのは他の車検業者と残念ながら同じですが、現金が少ないという場合には活用しやすくなっています。
ホリデー車検の特徴やメリット
- 整備士による立ち会いと説明を徹底した車検
- もともと整備工場だったところが加盟店となっていて整備能力が期待できる
上のほうでも記載をしましたがこのようなメリットや特徴があります。
たしかにスタンドやカー用品店といったところと比較すれば最安値ではありません。
しかしディーラーも含めたとしても、価格と整備能力の両方から考えればバランスの取れた車検業者といって良いと思います。
車検と24ヶ月点検のサービスレベルを考えると、ディーラーとそん色はないといえます。
特に立ち会いによる車検は他の業者よりも徹底しているといわれています。
もともと車検業界にはよく車についてわかっていないドライバーに余計な整備や部品交換をさせて高く請求するのが通弊というところがありました。
この業界的な通弊を否定して誕生したのがホリデーですので、徹底的な対話と立ち会いによる明瞭さというのは他の車検業者よりも期待できると思います。
ホリデー車検のデメリット
最安値の称号はスタンドやカー用品店に譲るとしても
「価格と整備能力とのバランス」
ではトップクラスといえるホリデーですが、欠点もないわけではありません。
ディーラーと同様に24ヶ月点検もしっかりとしてくれる分、格安車検と比較すればやや割高ということです。
もし普段から定期的に車のメンテナンスを業者に依頼しているという場合には過剰な車検となってくる場合もあります。
その場合には部品交換やメンテナンスはホリデー車検では必要ないはずなので費用的により安くなってはくると思いますが、それでも格安車検よりかは割高感は否定できないところです。
ただ1年に1度メンテナンスを受けているものの、車検でもそれなりに点検を受けて車の状態をチェックしておきたいという場合には正当な車検となるといえます。