車検というのはドライバーの意思に関係なく2年ごとにやってくるもので、たいていの人にとってはやらないと仕方がないものというような印象しかないかもしれません。
車検業者も高いと思われていて非常に残念ですが、実際には法定費用といって自賠責保険や重量税といった国の税金などが高いということはまずいえると思います。
あとは部品交換といって摩耗したパーツを交換するわけですが、原価というものがあって部品代が多くの費用を占めるというところも高い理由といえます。
車検で交換対象となりやすい部品とは?
まず高いかどうかは別にして交換対象となりやすい部品を挙げますと
- ブレーキフルード
- エンジンオイル
- ATF
- ブレーキパット
- エアーエレメント
- 冷却水(LLC)
- ファンベルト
- エンジンベルト
- タイミングベルト
- ドライブシャフト
- タイヤ
- オイルやオイルフィルター
- バッテリー
- エアコンフィルター
- エアフィルター
- 発煙筒
- ワイパー
といったものがあります。
実際のところ毎回の車検ごとに交換しなくても良いものもありますし、カー用品店で購入して交換したほうがはるかに安い部品もたくさんあります。
これを知るだけでも車検費用を安くする大きな武器となります。
これについては以下の別ページで説明しています。
参照
車検で交換する部品で単価が高いものとは?
- ブレーキパット 工賃含めて15000円以上
- ファンベルト 工賃含めて10000円前後
- タイミングベルト 6万程度
- ドライブシャフト 6万程度
- タイヤ 4本で3万程度
- バッテリー 4万円程度
このあたりが特に高い部品といって良いと思います。
特にブレーキパットは毎回の車検で交換することも多いのです。
またタイヤもスリップサインが出れば交換しなければいけないものとなっていて、だいたい2回の車検で1度タイヤ交換というのが多くのパターンではないでしょうか?
参照
他のものは基本的にその部品がおかしいようになったときに交換すれば良いので、毎回の車検で交換するものではありません。
こうしてみればやはりブレーキパットが車検費用を高くする最大の理由かもしれません。
オイルやフィルターの交換時期も知ろう
高い部品を並べていると気づくのですが、タイヤやバッテリーなど大きなものであったり形のあるものが多いです。
しかし他にも
- オイル類
- フィルター類
というものも上のほうで挙げましたように交換となりやすいものといえます。
1つ1つは2000円から3000円といった(工賃も含めて)費用で済みますが、積み重なると大きな費用となってくることが多いです。
車検費用は安全に走行するために必要なものは仕方がないですが、費用を安くしようと思えば摩耗しきっていない部品はあえて車検後1年などといったタイミングで交換するというようなことも必要です。
面倒ですが、何が必要な部品交換で、何は必要ないのかということを知っておくということが重要となってきます。
参照
車検が高い理由はなぜなのか?
車検は一般のドライバーにとって高いというようにいわれることが多いのですが、今回のように高い部品の交換が必要ということも1つの理由です。
しかし他にもいくつかの理由が考えられます。
- その車検業者の単価が高い
- 余計な部品交換をされている
- 見積もり時点で十分に価格交渉をしていない
などです。
特に余計な部品交換をされているというパターンが一番多いのではないかと思います。
これは以下のページに説明をしていますので、見積もり書と比較してみて欲しいと思います。
また車検業者との交渉方法や値引きで効果的な見積もりの取り方についても以下のページで説明をしています。
参照
車検業者によってもかなり車検費用の相場というのは違います。
結論からいいますと整備能力が信頼できる車検業者を高い順に並べれば
- ディーラー
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
という順番になるといえます。
ディーラーがどうしても高いというときには他の業者に出してみるというのも1つの方法といえるでしょう。
参照
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