車検の流れとしては
- 見積もりを取る
- 価格交渉をする
- 金額を支払う
というものがありますが、まれに追加費用を請求されるということも出てきます。
ドライバーとしては追加費用を請求されれば何か騙されたようにも感じるのですが、追加費用が発生してくる理由についてまとめてみたいと思います。
車検業者の見積もり方法と追加費用の発生
車検業者にはその業者の見積もり方法というものがあります。
- 目視だけで点検整備の予想をして見積もりする
- 概算で見積もりする
- 見積もりをしない
などという方法がありますが、要するに点検整備のように見積もり段階で詳しく車をチェックできるかといえばそうでもないわけです。
そのため見積もりをして、その後致命的な部分の摩耗などがあれば交換せざるを得ないということも出てきます。
この場合には追加費用が発生してくるということもあるわけです。
見積もり段階でもっと正確に目視や計算をしてほしいと思うかもしれませんが、正直どこともそこまで時間や整備士などに余裕がないことが多いです。
車検費用の平均や相場も下がりつつある時代で余計にこのような形での追加費用の発生というのはありえるのではないかと思います。
必要以上に値切りをしてしまった
ドライバーからすれば車検は2年ごとにやってくるやっかいで大きな出費が発生するものでしかありません。
そのため値切りをするということも出てきますが、正直いって常識から外れたような値切りを要求してくるドライバーもいます。
たとえば25万の車検費用が9万といわれればどうでしょうか？
ひょっとすればそのまま受けるかもしれませんが
- 赤字になるかもしれない
- 利益率が異常に低いことが多い
ということになりますので、業者側としては点検整備の手を抜いても赤字ということもあります。
しかし引き受けてしまった場合、車検後に故障や事故を起こされても法的責任も怖いわけで、最低限の部品交換をしてということになります。
この場合は追加費用が発生するのはやむを得ないといえます。
悪質な車検業者だった
一般のドライバーが一番疑うこととしてはこの
「追加費用は悪質業者が発生させるもの」
という考えも当然一部の車検業者にはいえると考えます。
それでも昔よりは業界的なモラルといいますか、信頼度は上がっていると思いますが、まだ
- 見積もりを安くして集客する
- ドライバーに車の知識がないことを確認する
- 請求時にわざと追加費用を請求する
といったことを定期的に行っている車検業者があることは否定しません。
このようなケースでの追加費用というのはいくつかのパターンがありますが、
- 必要のない部品の交換をする
- 請求項目の名前を変えて2回請求して二重取りをする
などといったことが有名です。
必要のない部品交換かどうかはほとんどのドライバーがよく迷うことで詳しくは以下のページで説明しています。
軽く以下のページを見ながら、見積もりや請求書と照らし合わせればすぐに必要などうかはわかると思います。
参照
車検業者は明瞭会計がポイント
正直いって結構有名な車検業者でも頻繁に追加費用が発生して苦情が多いとはよく聞きます。
そのような経営をしていて口コミもすぐに拡散する時代にやっていけるのかどうかは疑問ですが、やはり車検業者を選ぶにおいては
- 以前から車検に出していて信頼できる
- 口コミも悪くない（ネットも含む）
- 組織的に有名、大手で、明瞭会計である
という条件を満たすことが必要だと思います。
あまり良くない業者だと点検や整備にさえも不安が出てきます。
最近では明瞭さでいえば立ち会い車検といって、整備士に部品の摩耗度を確認して説明を受けながら車検を進めていくというところも出てきています。
車検の透明性というところもありますが、このような車検業者も1つ明瞭さという点では信頼できると思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ？」
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