スピードメーターは突然故障するということがあります。
故障をして正確な速度を示さない、またアクセルを踏んでもメーターが動かないということになりますが、このような場合には車検で通らないことになるのかについて説明をしたいと思います。
スピードメーター故障と車検
上記のように突然故障することがあるスピードメーターですが、速度超過などを考えれば警察にも捕まるリスクもあるので当然メーター交換を考えるわけです。
しかしスピードメーターは単独で存在していないので、走行距離メーターなども一緒に交換することになってきます。
車検証でも走行距離を記載する項目がありますが、スピードメーター交換をすることでこの走行距離もおかしくなってきます。
車検において実は走行距離の記載欄があっても実際にはその数値やまたその数値の矛盾で車検に通らないということはありません。
ですので車検的にはスピードメーターを交換したほうが良いということがいえます。
車検とスピードメーターの検査
実は車検ではスピードメーターの正常作動を検査するという項目はありません。
たしかにスピードメーター検査というものはありますが、これは検査官が横にいてメーター動作を確認するという内容のものではないのです。
メーター上で時速40キロまでアクセルを踏み、その段階でどの程度の誤差があるかを見るものです。
ですので極端にいえばドライバーが時速40キロを体感で覚えていて、その感覚をもとにしてアクセルを踏めば(たとえメーターがそのときにも時速0キロで動いていないとしても)通ることになります。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
スピードメーターが動かない状態で車検に通る
上記のようにスピードメーター自体の検査は実はないということです。
そのため過去にもユーザー車検でスピードメーターが故障して動かない状態で通した人を何人か知っています。
中古車売却とスピードメーター交換
車検のスピードメーター検査では上記のように何の問題もないのですが
「将来的に車の売却をする」
という場合には問題となってくることがあります。
というのも一度走行距離が矛盾するので、売却の段階で走行不明車両として扱われてしまうからです。
この場合、売却価格が下がるという影響が出てきます。
また車検においてもメーター交換によって走行距離が矛盾していれば通らないことも出てきます。
ですのでディーラー等の業者を通して交換を行い、
- 車検証の走行距離の記載の矛盾をなくす
- スピードメーター検査も通る状態にする
- もし売却となっても走行距離不明車にしない
というような状態にしておくと良いでしょう。
の記録がディーラーなどの業者に残るので売却の段階でも不明車両扱いにならないからです。
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら