車検にかかる料金を車検場や業者ごとに解説

 

車検は面倒でもしなければいけない、ではなるべく早くそして安くしたいというのが本音ではないでしょうか?

車検を通す方法としては

 

  • ディーラー車検
  • 車検専門フランチャイズ
  • 整備業者
  • ガソリンスタンド
  • カー用品店
  • 車検代行業者
  • ユーザー車検

 

と大きくいえば7つあります。

費用が安い順に

 

  • ユーザー車検
  • 車検代行業者
  • 車検専門フランチャイズ・スタンド・カー用品店
  • 整備業者
  • ディーラー

 

となります。

ではどの程度違ってくるのかを説明してみたいと思います。

 

法定費用はどこで車検を受けてもまったく同額

 

車検費用には

 

  • 法定費用  保険、税金など国に支払い費用のこと
  • 車検費用  整備や代行手続きの費用など業者に支払うもののこと

 

の2つに分けることができます。

車検費用の総額のうち半分以上を占める法定費用はどこで受けても同額となります。

もちろんユーザー車検といった自分で車検を通す場合でも同額です。

法定費用とは

 

  • 自賠責保険
  • 重量税
  • 印紙代

 

の3つに分かれるわけですが、車種によって若干値段は違いますが

 

  • 軽自動車 3万5千円程度
  • 小型車  4万5千円程度
  • 中型車  5万3千円程度
  • 大型車  6万円程度

 

になってきます。

内訳でいいますと自賠責保険と印紙代はほぼ全車種で違いはないといって良いのですが、重量税で差が出てくると考えることができます。

大きくなれば道路を損傷させるという理屈で大型車になるほど重量税が高額化していきます。

 

参照

車検での検査手数料とは?

 

車検の費用が違ってくるのは法定費用以外の業者への支払い額が原因

 

上記のように法定費用はまったく違いません。

車検費用がどこで通すのかで違ってくるのは法定費用以外の車検業者に支払う整備費用や代行手数料で出てくるということになります。

 

車検業者 費用総額
正規ディーラー 法定費用 + 4~10万
車検専門フランチャイズ 法定費用 + 2~6万
民間整備工場 法定費用 + 2.5万~8万
スタンド、カー用品店 法定費用 + 2~6万
車検代行業者 法定費用 + 1~3万
ユーザー車検 法定費用

 

法定費用というのは重量税、自賠責保険、印紙代で3万から6万と車種によって変わってきます。

軽自動車、小型車(1トンまで)、中型車(1.5トンまで)、大型車(2トンまで)と重量によって費用は上がっていきます。

この法定費用はどこの業者に頼んでも同額かかってきます。

違うのはその他の車検費用といって車検業者に支払う手数料の部分です。

これには

 

  • 手間代
  • 交換する部品代

 

とで構成されていてこの費用が業者によって違ってくるということです。

この車検費用が上記の表のように業者ごとに費用が違うということになります。

(上記の表でいえばプラス以降の金額の部分になります)

ただし正規ディーラーが高いなどといっても正直いって余計な部品も念のため交換するというような事情もあって高くなるということです。

ユーザーが必要ない部品を知っていればそれをカットすることでディーラーでもフランチャイズの費用とそこまで違わないところまで値下げすることも可能です。

 

参照

車検費用を簡単に安くする4つの方法

 

車検はどこで通すべきか?

 

このように

 

  • 最安値はユーザー車検
  • 通すだけなら車検代行業者
  • 安全性ならディーラーか整備業者か車検専門フランチャイズ

 

といえるわけですが、車検や自動車の年数によってタイミングで車検を依頼するところを変えても良いわけです。

カー用品店やスタンドは整備能力に若干不安があって、個人的にはこれらで車検を受けるのであればフランチャイズで受けたほうが費用も違わないですし整備もしっかりとできるので良いと思います。

車検は通すだけなら通るのですが、それと故障予防を整備でできているということとはまた違います。

正式にいえばその後24ヶ月点検を受けることで、その後の大きな故障を予防することになるわけです。

故障予防の整備という観点でいえばディーラー車検、フランチャイズ、整備業者が最適といって良いでしょう。

たとえば

 

  • 新車の段階ではユーザー車検
  • 次の車検では整備業者で整備と車検をする
  • さらに次の車検ではディーラー車検で正規の整備も受ける

 

というような感じです。

最近の車はそう簡単に故障しないようになっていますので、毎回ディーラー車検にしなくても問題がないことが多いといえます。

予算と車の年数とを考えて、最適な車検業者を選んでいくと良いでしょう。

 

参照

車検を通す7つの業者を徹底比較

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