ディーラーに車検を出すと見積もりでよく入ってくるのが
「ワイパー交換」
です。
ゴム部分だけでなく、一般にはワイパーブレードといって金具部分も合わせて交換してしまうことが多いです。
ワイパー交換の見積もりを見て本当に必要なのかと思うことも多いわけですが、車検ではワイパーにどのような検査をするのかについて説明をしておきます。
車検の外観検査でのワイパー検査
車検では
- 外観検査
- サイドスリップ検査
- ブレーキ、スピードメーター検査
- ヘッドライト検査
- 排出ガス検査
- 下回り検査
という検査がありますが、ワイパーはこの最初の外観検査の項目に含まれています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
具体的にいえば
- ワイパーが正常に動くかどうか?
- ワイパーのゴムの状態
- 動かしたときのフロントガラスやワイパーの状態
というところを検査されます。
- ワイパーを動かすとガラスの音が鳴る
- ワイパーが劣化してガラスにしっかりと触れていない
- ワイパーのゴムにひびが入っている
- ワイパーのゴムが切れている
- ウォッシャーが正常に機能しない
というところは見られていると考えて良いでしょう。
ワイパーのゴムにひびが入っている場合は通ることは検査官によってはありますが、2000年代からなぜかワイパーの検査は車検では厳しくなったと思います。
勝手に車検業者にワイパーを替えられた
ワイパーは上記のように案外厳しく車検では検査されます。
- ゴムが切れている
- ウォッシャーが機能しない
という場合にはまず通らないと考えておくと良いでしょう。
しかし指定工場のディーラーなどではワイパーを厳しく検査し、切れている場合はもちろんひびが入っていてもワイパーブレードごと交換する確率は高いと考えておくと良いでしょう。
コミュニケーションがうまくいっていない場合には、ワイパーを交換しないでほしいといっていても交換されることもあります。
車検ではもともとドライバーの無知につけこんでいろいろな部品交換をするという土壌はあります。
この点、ワイパーも含めて本当にその部品交換が必要かは(以下のページにまとめています)押さえておくと費用を安くすることにもつながります。
参照
ワイパーを安く交換する方法
私の場合、ワイパーは(ワイパーブレードも含めて)車検で交換はしません。
- 通販サイトで購入する
- カー用品店で購入する
という方法で入手すれば半額以下で交換できるからです。
車検の見積もりでワイパー交換が高いと思えば、自分で交換しておくと良いと思います。
ワイパー交換をしたことがないドライバーも多いかもしれませんが、それほど取付けは難しくありません。
エンジン部分などとは違って神経質な箇所ではないので、自分で取り外しと取付けの方法とを知っておくということも重要だといえます。
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