新車が売れなくなって久しいですが、中古車を購入するという場合には車検をはじめとして中古車価格とは別の費用が出てくるものです。
車検を中心にして中古車でどこをポイントにして選べば良いのかについて説明をしたいと思います。
10年落ち以上の中古車は車検費用で損?
- 新車 3年ごと
- それ以外 2年ごと
というように車検の間隔というのは決まっています。
ただし昔の時代は10年以上の年数が経過した車の車検は毎年とされていて、今も一部のドライバーにはそのように思われているようです。
しかし今は毎年更新の車検が必要な車というのは営業用のものに限られます。
参照
ですので中古車購入という場合には、こと車検に関しては年数が10年以上かどうかは気にする必要がないことがわかります。
車検整備付きの中古車がねらい目?
中古車店に行くと
- 車検 平成28年10月まで
- 車検整備付き
というような大きく分ければ2種類の表記があります。
最初のほうはその文字通りに平成28年10月までの車検はすでに通してあるという車です。
そのためその中古車を購入したとしてもあらたに車検に通すことなく、平成28年10月までは公道を走ることができます。
今回購入しないとすれば、実際に別のユーザーがその車を購入したときにはさらに車検期間が近づいているはずです。
つまりその中古車を購入する時期が遅くなるほど、購入してからの車検をしなければいけないタイミングが近くなるということになります。
一方もう1つの「車検整備付き」という表記ですが、これは簡単にいえば
「その中古車を購入すれば中古車ショップが車検を通します」
という意味になっています。
車検では法定費用(自賠責、重量税、印紙代)と車検業者に支払う車検費用とがかかりますが、このうち法定費用のみの負担をすればあとはショップが負担をすると考えて良いでしょう。
参照
車検時期が書いてあるものよりも、この「車検整備付き」のほうが購入後に車検に通すので、次の車検まで長く乗れることがわかります。
そのため迷う場合には「車検整備付き」の中古車のほうが有利ということがわかります。
中古車は何年落ちまでを購入するべきか?
中古車を購入する場合には
- 年数
- 走行距離
という観点は非常に重要で、購入後の故障頻度や寿命に大きく影響してきます。
基本的には年数が少ない中古車が有利なことは間違いないのですが、それだと購入費用が高くつきます。
車検や点検という観点から車の寿命を考えれば、実は年数よりもはるかに重要なことは走行距離といえます。
つまり年数よりも走行距離が少ない中古車は長持ちしやすく、故障する頻度が少ないということです。
中古車市場では基本、年数をベースに価格設定されていますが、実は年数が10年などとなっていても走行距離が大したものでなければ良い買い物をしたと考えて良いわけです。
ただしメーター改ざんの車もないわけではありません。
走行距離が年数と比較して少なすぎる車は逆に改ざんの危険性もあるので購入を控えないといけないこともあります。
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