車検ではさまざまな検査を行うので
- 交換が必要な箇所
- 汚れていたりしてクリーニングをするべき箇所
とが出てくることは当然のようにあります。
問題はドライバーが車は運転するもののメカニックを知らないということで、それに付け込まれて必要のない部品交換やクリーニングといって車検費用を高く請求されてしまうことです。
車検ではエアコンの検査はない
まずはじめに案外知らない人が多いようなので説明をしますと、
「車検ではエアコンの検査はない」
ということです。
車検にはまず外観検査といって車の外観、そして室内の検査もあります。
しかしこのときでも特にエアコンがつくかどうか、故障しているかどうかはまったく検査を行いません。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
車検業者にエアコンフィルターの交換を勧められた
車検を業者に出すと
- 車検
- 24ヶ月点検
と同時に2つの検査と点検が行われます。
車検だけなら当然エアコンが故障していても良いのですが、24ヶ月点検のついでにエアコンの検査もしているという業者は多いです。
参照
このようにしてエアコンフィルターをチェックしてみるとかなり汚れていることはあります。
新品と比較すれば真っ黒になっていたりするわけですが、このクリーニングは車検ごとに行う必要まではないと思います。
- エアコンの臭いがきつくなってきた
- 車内でタバコを吸う
という場合には車検ごとに交換をしても良いと思います。
またエアコンフィルターは自分でも簡単に掃除ができるので半年ごとなど定期的に掃除をしていれば車検ごとに交換する必要はないと思います。
一応メーカーの話では走行12000キロ程度にエアコンフィルターの交換としていますが、実際には5万キロでも放置しているドライバーも多いです。
社内の空気が気になる方は車検ごとに走行距離やエアコンの臭いと相談しながら交換をしていくと良いでしょう。
参照
エアコンガスクリーニングは車検ごとに行うべき?
エアコンフィルターは上記のようにまだ必要といえば必要な項目です。
しかしこのエアコンガスのクリーニングを車検業者が勧めてくる場合にはあまり良い業者ではないように思います。
かなりの確率でまともなディーラーや整備工場に
「エアコンガスのクリーニング」
というと???となると思います。
つまり実際にはエアコンガスクリーニングというのは技術的にできない項目であり、これを勧めてくる業者はできない、しない点検の費用を請求しているという可能性は高いといえます。
エアコンガスというよりかはエアコンの調子が悪くなるのは大抵
- コンプレッサーの故障
- ガス漏れ
というようなことです。
ガスのクリーニングというよりかはむしろ漏れがないかどうかなどの検査のほうが重要ではないかと思います。
有名なカー用品店でもガスクリーニングのサービスを宣伝しているところもあるわけですが、クリーニングというよりかはむしろガスの追加を行い空調の効果を上げていると聞いています。
参照
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