車検で見つかりやすい3つのオイル漏れとは?

 

車検業者に出すと○○オイルが漏れているというような指摘を受けることはよくあります。

また車検前に普段駐車している場所によくオイルが落ちているのを確認して車検に通るだろうかと思うこともあります。

今回は車検業者から、または車検場で落とされやすいオイル漏れについてまとめて説明をしたいと思います。

 

ショックアブソーバーのオイル漏れの影響

 

いきなりこのオイル漏れを指摘されることもあるのですが、どこの箇所かもわからないということは多いでしょう。

このショックアブソーバーというのは

 

「車への地面からの衝撃を吸収する装置

 

となっています。

すぐ近くにスピリングもついていて、そのスプリングとともに地面からの衝撃を吸収しています。

簡単にこのショックアブソーバーのオイル漏れが起こり、寿命に来ているという場合の症状としては

 

  • 地面の振動が車に伝わる時間が長くなる
  • カーブでも今までよりも振動を強く感じる

 

というようなものなどがあります。

ちなみにショックアブソーバーは別名ダンパーやフロントフォークとも言われることがあります。

正式名称はショックアブソーバーですが、ダンパーまたはフロントフォークからオイルが漏れていると車検業者から指摘を受けたときにはこのショックアブソーバーのオイル漏れがあると思っておいて良いです。

 

パワステでオイル漏れがある

 

これも車検では指摘されることが多いです。

まずパワステオイルというのは何かということですが、簡単にいいますと

 

「車のハンドルが回るように補助するオイル

 

ということになります。

実際にはハンドルを回すのはもっと力がいるのですが、このオイルや構造によって軽くハンドルが回るような構造になっています。

つまりパワステオイルが漏れていたりすれば

 

「ハンドルを回すのが重い」

 

ということが最大の特徴となってきます。

女性の方などではハンドルを回すこともできないというような方も出てくるくらいになることもあります。

 

エンジンオイルの漏れの影響

 

あと1つ代表的なオイル漏れとしてはエンジンオイルの漏れがあります。

これはその名前の通りにエンジンを動かすことに必要なオイルで、この漏れの程度によってはエンジンの故障につながることもあります。

にじむ程度であればまだごまかしながら走行はできます。

しかしポタポタと落ちるような状況では早急に修理をしなければ大きなエンジンの故障となる確率は高いといって良いです。

 

参照

車検に不合格になるエンジンオイル漏れの程度とは?

 

車検ではオイル漏れは通らないのか?

 

上記のようにいくつかの箇所でオイルが漏れるということはしばしば起こってきます。

 

  • エンジンルーム
  • 下回り

 

というところからのオイルの漏れという特徴が出てくるわけですが、車検に通る場合と通らない場合とがあるといって良いでしょう。

簡単にいえば

 

  • ポタポタと落ちる場合には車検には通らない
  • にじむ程度であれば車検の直前に拭き取ることで通ることがある

 

というような通る通らないの境界線となっています。

にじむという程度であれば漏れ止め剤もカー用品店で販売されていますが、ポタポタと来ている場合にはこのような臨時的な対応では対処しきれません。

また車検うんぬんというよりも走行中に故障をして

 

  • 事故につながる
  • 大きな修理代がかかる

 

ということになりやすいのでオイル漏れを根本的に解消することが必要といえます。

上記で説明したそれぞれのオイルの説明をもう一度列挙しますと

 

  • ショックアブソーバーのオイル 車の地面からの衝撃を吸収する
  • パワステオイル 車のハンドルが回るように補助するオイル
  • エンジンオイル 車のエンジンの潤滑油

 

となっていてどれも車のかなり基本的な機能といって良いです。

特にエンジンオイルにいたっては車の本質といっても良く、このエンジンオイル漏れは危険といって良いと思います。

 

オイル漏れでなお修理を迷う場合の対応

 

ディーラー車検などでは○○オイルが漏れていますと伝えてくるだけなので、どうしても

 

  • どの程度漏れているのか?
  • 本当に修理しないといけない程度の漏れか?

 

ということがわかりません。

この場合、車検業者に車の下からなど漏れの程度を確認させてもらうと良いでしょう。

また車検専門フランチャイズの場合、予約は事前に必要としても整備士とともに一緒に車の下回りなども確認しながら修理するかどうかを決めることができます。

今の車検業者に不信感を持つ場合には、車検専門フランチャイズに変えてみるのも良いのではないでしょうか?

ディーラーよりも費用は何割か安くなるはずです。

 

参照

車検を通す7つの業者を徹底比較

車検費用を簡単に安くする4つの方法

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

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