スタンドで車検をしてはいけない？　スタンドのデメリット

最近はかなりの割合のガソリンスタンドで車検の受付をしていると思います。

私が行きつけにしている2軒のスタンドは両方とも車検受付をしています。

よくいくスタンドなのでそのままの流れで車検に申し込むのも簡単なようですが、今までスタンド車検をしたことがない人は実際のところはどうなのだろうというように思うかもしれません。

今回はスタント車検についてその特徴を中心に説明をしたいと思います。

スタンド車検は安い

まず1つめの特徴やメリットとしてはその安さです。

車検費用の順番に並べると

ディーラー
整備工場
車検専門フランチャイズ、スタンド、カー用品店

という並びになりますが、スタンドはかなり安い部類に入ります。

ディーラーが一番高いことが多いですが、スタンドなどは何割か安いといって良いのではないかと思います。

参照

「車検料金は車検業者ごとにここまで違う！」

受付が24時間ＯＫ

スタンド車検の2つめのメリットとしてはやはり受付が簡単ということです。

上記でも記載しましたが定期的に行くスタンドですので、給与の際にそのまま車検の予約や受付をすることができます。

しかも最近は営業時間が長いところも多いですし、また24時間営業というところもあります。

休日も営業をしていて車検の受付ができるのは便利といって良いと思います。

整備能力にやや問題があるところも

ただ安い反面デメリットもどうしてもあります。

最大のデメリットは整備能力がやや低いということではないかと思います。

スタンドを見渡すとわかりますが、工場を設置できるほどの敷地がないことが多いです。

スタンドでそのまま車検をできるということではなく、普通は

提携している整備工場に車を持ち込み車検する
下請けの工場に投げる

というようなところもあります。

質が良いところではスタンドのグループ内に指定工場をおいていて、そこで責任をもって車検をするというところもあります。

（後述しますがそれでも問題が出てくることもあります）

提携先が良心的な整備工場であれば良いのですが、ドライバーとしてはスタンドで車検に出したはずが、まったく見たこともない工場で車検や整備を受けるので正直当たりはずれはどうしても出てきます。

スタンド車検のその他のデメリット

他にもいくつかデメリットがあるので列挙しますと

車検にかかる日数が多い
代車がない
車検の責任があいまい
整備士の顔や様子を見れない

というところがあります。

即日車検ができますというようなことを話すスタンドもありますが、上記のように提携先で車検を受ける場合には当然その日に車検が終わるはずもありません。

数日かかるのでスタンドに即日に車検ができると言われればやや誇大広告のような気もします。

その割にはスタンドでは代車の貸し出しはありません。

この点はディーラーなどと違います。

数日車なしで車検を受けないといけないところもあるでしょう。

また上記でも記載しましたが提携先の工場などで車検や整備を行います。

もし何か不良整備などがあったときにスタンドも、その提携先の工場も責任から逃げようとする傾向があります。

スタンドかディーラーか？

どの業者でもメリットとデメリットはあります。

一番整備能力で確実なのはディーラーといって良いのですが、デメリットは費用が最も高いことです。

この点、整備能力と費用とのバランスを考えれば車検専門フランチャイズがすぐれているといえます。

費用に余裕があればディーラー
節約したいが整備もしっかりとしたい場合にはフランチャイズ

というのが理想ではないかと思います。

参照

「車検を通す7つの業者を徹底比較」

「ディーラーに車検を出すメリットは安心感？」

「車検費用を簡単に安くする4つの方法」

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