出張車検という画期的なサービスができたという質問をもらうのですが、その内情を知ってから車検を出すかどうかは決めるべきかと思います。
便利という側面もありますが、その安全性や整備レベルも知った上で契約をしていきましょう。
ディーラーにも出張車検はあるのか?
しばしば
「ディーラーでも出張車検をしているようですが・・・」
という質問をもらうこともあります。
これは語弊もあって、とても出張車検とはいえないと思います。
ディーラーの車検のパターンというのは
- 自宅に車を取りに来てくれる
- ディーラーで車検と点検をする
- 終了後、自宅まで車を届けてくれる
というもので、車検と点検とはディーラーの工場で行うということです。
自宅で40分ほどの時間後に車検が終わっているというシステムは基本的にありません。
2日程度車を預けるというのが通常と覚えておいて欲しいと思います。
出張車検業者のデメリット
今回の主な話というのは出張車検をある種専門的に行っている業者のことです。
つまりディーラー以外の出張車検の業者のことです。
実際に
- 車検切れ
- あるいは車を動かせない
といったような車の車検をある意味専門的に行っている業者はいくつかあります。
車検切れとなると通常は
- 市役所などで仮ナンバーの取得
- 仮ナンバーの有効期限内(5日)に車検業者に運び迅速に車検を通す
- 仮ナンバーの返納
という手続きが必要となります。
参照
このような出張車検の業者だと仮ナンバーの申請から返納までが必要ないので便利といえば便利です。
ただしチェックしてほしいのは
- ユーザー車検代行業者ではないのか?
- 24ヶ月点検サービスがついているのか?
というところです。
出張車検という場合にはただ車検を通すだけというサービスの場合もあります。
この場合24ヶ月点検は行われないので、摩耗した部品も放置され、車に損傷や故障が出ることになります。
特に車検切れなどという場合には放置期間もあるかと思いますが、思いのほか放置で劣化したパーツもあるわけです。
車検の翌日に大きな故障をしても不思議ではありません。
もちろん出張車検の場合にはそのようなサービスとはじめからなっているわけで、故障をしても特に賠償を求めることはできません。
必ず出張車検の場合には点検サービスがあるかはチェックをするべきで、もしついていないという場合には
- 点検サービスのついている業者に仮ナンバー取得をして車検に出す
- 出張車検で通す場合には、通した後に整備工場などに点検に出す
ということは必要です。
廃車が近いという場合の他は、この点に注意してほしいと思います。
参照
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら