パワーチャンバーは車検対応?そのパワーアップの効果とは?

 

今回は人気のパワーチャンバーについて主に車検という側面から説明をしたいと思います。

パワーチャンバーはターボ以外でも取り付けが可能です。

ただしデメリットもあるので、まだドレスアップ前という場合にはここもチェックして検討してほしいと思います。

 

パワーチャンバーは車検に通るのか?

 

構造変更をしなければ車検に通らないというように考えている人も多いかもしれませんが、意外にもそのままで車検に通ることもあるのがこのパワーチャンバーです。

パワーチャンバーとは純正のエアクリシステムから交換するパーツです。

ただし

 

  • ブローバイガスのリターンホースを取り付けること
  • インテークシステムであること

 

という条件を満たさないと車検に通らない場合もあります。

車検に通らないと意味はないので購入前には商品説明でこの2つの条件を満たしているパワーチャンバーかどうかはチェックしておいてほしいと思います。

 

パワーチャンバーはパワーが上がるのか?

 

結論からいいますとパワーはまず上がるといって良いと思います。

チャンバーは気体や液体の流速を上げる装置となります。

この構造がパワーを上げる秘密なのですが、形状が計算されているものだとたしかにパワーは上がるといって良いです。

しかしデメリットもあって

 

  • ECUがノーマルだと低速で走りにくくなる
  • エンジンの耐久性が悪くなる
  • 吸気音が大きくなる
  • 夏は熱気を吸い込むのでパワーダウンしやすい
  • 水を吸うと故障することもある

 

特に軽自動車だとかえってパワーダウンすることも多いのがこのパワーチャンバーです。

普通車でない場合にはあまりパワー関係のメリットはないといって良いかもしれません。

実際にパワーチャンバーをつけている人も吸気音が大きくなるのでパワーアップしていると錯覚している部分もあるかと思います。

街中でもそのような車はときどき見かけますが、パワーチャンバーの形状、そして車種によってはただの自己満足になる場合もあるパーツといえるでしょう。

 

パワーチャンバーと車の走り

 

パワーチャンバーをつけたいと今考えている場合もあるかと思います。

よく考えてほしいのですが、もし本当にパワーアップといったメリットしかないのであればメーカーもデフォルトでこのパワーチャンバーを装備させるはずです。

しかしそうではないのですが、これは低速、あるいは街中での走行ではこのパワーチャンバーはデメリットのほうが大きいからです。

このあたりを冷静に考えればパワーチャンバーの本質が見えてくるかと思います。

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