HIDバーナーについて今回は解説をします。
純正でもケルビン数で車検に通らないという場合もありえますし、また社外品にしていると他の箇所でも通らないという場合もありえます。
また公道でも整備不良の車両として警察に止められないようにもしていく必要があるでしょう。
HID純正バーナーで車検に通るためのケルビン数
一般的には6000ケルビンまでが車検対応となります。
これ以上だと青っぽく見えることも多いので、車検では落ちる場合が多いと思います。
また逆に3000ケルビン以下だと黄色のように見えるのでやはり車検では落ちる場合も多いでしょう。
市販のHID純正バーナーを見る限りは3000ケルビンのものは最近少なくなってきていると思いますが、3000~6000ケルビン程度が無難だと思います。
ただケルビン数というのは保安基準には定めはありません。
あくまでも車検場の検査官の主観による検査となります。
- 検査官が色をチェックする
- 怪しいと思うかどうかで検査結果を決める
というようになっているので、ドライバーには厳しいのですがHID純正バーナーのケルビン数というよりも検査官に与える印象が最終的な合否の判断材料となるということです。
社外品のHIDバーナーで点灯が不安定で車検に通るのか?
社外品の場合には点灯状態が不安定という場合もあります。
- スイッチを入れると確実に点灯する
- しばらくすれば点灯しなくなる
ということを繰り返す場合もあるかと思いますが、この場合には検査時に点灯していれば通ることになります。
ただし公道で警察に見つかると整備不良で車を止められる場合もあるので交換しておくほうが良いでしょう。
車検での光軸と光量検査
車検では
- 光軸検査
- 光量検査
とが行われます。
光軸検査ではロービーム検査をしない車検場もありますし、両方で検査をする車検場もあります。
光軸はまず普通に走行していればずれているので整備もなしに通らないと思います。
以下のページに光軸検査に通るかどうかを簡単に自分で検査する方法を掲載しています。
見ていただきますとわかりますように、合格する焦点は結構狭いので前回の車検から整備をしていないとずれていることがわかると思います。
参照
また光量検査でもカンデラ数で通る明るさの基準というものがあります。
参照
車検業者を通じて車検に出す場合ですと特に問題はないのですが、ユーザー車検などで出す場合にはテスター屋さんで事前に整備しておくと良いと思います。
HID純正バーナーで車検に通らないと言われれば
ディーラーに車検を出す場合にはHID純正バーナーだと車検に通らないと指摘されるかもしれません。
その場合には車検業者を変更しても良いでしょう。
特にディーラー店舗によっては保安基準よりも厳しく判断するところもあるので、その場合にはなおさらといえます。
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
といった業者だとディーラーではダメでもスムーズに通してもらえる場合もあるはずです。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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