今回頻繁にディスクローターの交換が必要となったという話を聞きました。
そこまで頻繁に交換が必要なパーツではないと思いますが、ディスクローターについて説明をしておきます。
ディスクローターとは?
あまりこのディスクローターという言葉も聞いたことがないという方もいるかもしれません。
別名でブレーキローターとも言われることもあります。
まずこの意味について説明をします。
- 車が動く
- タイヤが回転する
- ディスクローターはブレーキパッドを押し付けタイヤを止める
ということで簡単にいえば摩擦によって車はストップするのですが、この摩擦を起こすパッドを調整しているのがディスクローターです。
パッドは定期的に摩擦によって摩耗するので交換部品といえますが、ディスクローターはそこまで定期的に交換するものでもありません。
参照
「ブレーキパッドが減っていると交換しなければ車検に通らない?」
ディスクローターを交換するべき場合とは?
ディスクローターを交換するべきタイミングとしては以下のような場合が考えられます。
- 新品時から2ミリ程度以上摩耗している
- 偏摩耗している
よくディスクローターが錆びているので交換するべきと考える方もいますが、このパーツは錆びるのは全体のものなのでただ錆びているというだけだと交換する必要まではないと思います。
錆びることで偏摩耗したときにはじめて交換を考えるべきではないでしょうか?
(ただし豪雪地帯ですとこの融雪剤の影響もあってか1年程度でひどい錆になる場合もあるようです。
研磨してもどうにもならないこともあるようですが、それでも1年で交換ずるようなパーツでもないと思います)
国産車だと10万キロ程度まではこのディスクローターを交換することが必要とはまずならないと思います。
ほとんどの場合15万キロでも交換しない場合が多いのではないでしょうか?
従って冒頭のように頻繁にディスクローターの交換となるのはかなり異常といって良いと思います。
(確認すると錆があるので交換を勧められたとのことですが、上記で記載しましたように錆ても交換するようなパーツではありません)
輸入車、外車だとブレーキパッドが硬いこともあって、逆にディスクローターのほうが早くに摩耗する場合もありますが、国産車だとその心配はないと思います。
ディスクローターの交換費用の相場
ディスクローターといえば何か難しそうな作業が必要なイメージですが、そこまで作業は難しくありません。
むしろ車のメンテナンスでは簡単な部類に入るのではないかと思います。
ディスクローターは簡単な作業ですが、パーツ自体が高いです。
1枚で1万円程度はしますし、それに工賃も加わって1万5千円程度にはなるかもしれません。
複数枚だとこの枚数分かかってきます。
ディスクローターの交換が本当に必要であれば車検費用も高くなる傾向もあります。
予算が合えばそのまま車検に出しても良いと思いますが、そうではない場合には車検費用を安全に安くする方法も検討していきましょう。
- 整備能力のある単価の低い業者に変更する
- 過剰整備をなくす
- 簡単に交換できる部品は車検前に交換しておく
このような方法を検討していけば2~3割は車検費用を節約することができるでしょう。
あとは相見積もりの方法も上手にしていくと良いと思います。
これらの費用節約については以下のページに解説をしていますので参考にしてほしいと思います。
参照
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