車検では見積もりや明細の中に
「リアデフサイドシール」
という言葉が出てくることもあります。
整備士をしていたか、また車をよほど好きという場合の他はほぼ聞いたことがない言葉だと思います。
一番よくあるのはリアデフサイドシールからのオイル漏れの指摘だと思いますが、言葉の意味と車検で通らないのかについて説明をしたいと思います。
リアデフサイドシールとは何か?
まず言葉の意味について説明をします。
- リア 車の後部
- デフ 作動歯車
- サイド 横の部分
- シール オイルの漏れ止め
つまり車のエンジンの動力をタイヤに伝えるためにオイルを使っていますが、このオイルの漏れ止めパーツのことをリアデフサイドシールです。
長ったらしいパーツ名なので特に覚えなくても良いのですが、
- 車検に通らないのか?
- 修理費用はどの程度か?
とポイントについてだけ説明をします。
リアデフサイドシールのオイル漏れと車検
結論からいいますと車検ではオイル漏れについて割合厳しくチェックすると考えて良いです。
下回り検査といって検査官によって車の下からオイル漏れなどをチェックされる検査があります。
このときに今回のリアデフサイドシールのオイル漏れは検査されてしまって落ちる場合もあります。
- ポタポタと落ちる程度だと通らない
- にじむ程度だと通ることもある
というのがおよその車検の検査官の判断基準だといえます。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
リアデフサイドシールのオイル漏れを放置すればどのようになるのか?
にじむ程度だと車検ではとりあえず通ることは通ります。
ただし放置すればいくつかのリスクも抱えることになります。
- リアデフオイルがブレーキにまで回ってしまってブレーキが利かなくなる
- ギアの潤滑が悪くなり走行に支障が出る場合もある
ここまでいくのは極端な場合ではありますが、にじむ程度で車検をとりあえず通してもたとえば6ヶ月、1年後など定期的な点検はしたほうが良いパーツだといえます。
リアデフサイドシール交換の費用相場
パーツ自体は安いのですが、工賃もあって相場としては6000円から7000円前後といったところだと思います。
ただ何件か業者によっては1万前後を請求しているところもあるようで、相場を超えていて高いと思えば他の業者にも当たってほしいと思います。
またまれにリアデフサイドシールの交換で整備能力がなければ怪しげな整備内容をしている業者もあるようです。
- ディーラー
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
と少なくてもこのような整備能力が確保された業者に整備は依頼するべきだと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
車検費用について安くしたい、過剰整備が気になるという場合には以下のページも活用していきましょう。
案外無駄な整備をされていたりする場合もあるかもしれませんので、損をしないようにして欲しいと思います。
参照
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら