デフオイルの漏れがどの程度になると車検に通らないのか？

車検に出したときにデフ付近からオイル漏れがあり車検に通らないと指摘されることはしばしばあります。

デフとはあまり場所もわからないと思いますし、オイル漏れで本当に車検に通らないのかという疑問も持つわけですが、車検の検査項目から解説をしていきます。

デフとはどこの部分か？

デフとは車の下回りにあります。

デフオイルが漏れていれば駐車中に道路にオイル跡が残る場合もあります。

ただしデフオイルがにじむという程度の漏れもありますので、この場合にはドライバーとしては気づかないということはよくあるでしょう。

デフオイルの漏れで車検に通らないと言われれば本当かと不信感を持つ場合もあるかと思います。

結論からいいますと

「車検ではオイル漏れは割合厳しく判断される」

と考えておいて良いでしょう。

デフオイルについては下回り検査で検査官に下からオイル漏れをチェックされるようになっていて、この段階で車検に通らないとされてしまう場合もあります。

という基準で考えておくと良いと思います。

参照

オイル漏れ、あるいはデフオイルの汚れを指摘されて、交換あるいは補充を必要とする場合もあるかと思います。

この場合にはデフオイルの費用が気になるところですが、基本的にはこのデフオイルは高いものでもありません。

「3000円」

もあれば業者に交換してもらえるはずです。

工賃も含めてもこの前後の費用内で交換できると思います。

ただ同時にオイルシール交換も必要となる場合もありますが、それでも両方で1万以内では可能だと思います。

ただしオイルシールでは工賃が異常に高い業者もあるので、以下のページに説明していますようなところはチェックしていってほしいと思います。

参照

このデフオイルはエンジンオイルのように定期的に交換するべきかという疑問もよくあるかと思います。

結論からいいますとエンジンオイルほどではないにせよ、定期的に交換しなければいけないものといえます。

ただ説明が難しいのが車種によってこのデフオイル交換時期が違うということです。

すべての車種で2万キロ走行ごとに交換すればまず問題はないのですが、車種によっては5万キロごとというものもあります。

2万キロといえばだいたい2年ごとに車検ごとに交換するべきといえますが、車の取扱説明書を確認して自分の車種の交換時期の目安をチェックしておいて欲しいと思います。

車種によってはフロントデフのオイル漏れも指摘される場合もあります。

このフロントデフの修理は費用が3～5万など非常に高額となってきます。

ただ車検を通すのに絶対に必要かといえばそうでもなく、また安全面を考えても4ＷＤレンジで走らないという条件付きで修理は必要ないといっても良いでしょう。

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