パワーステアリングオイルの漏れはしばしば車検時に指摘される項目といえます。
別名で
- パワステオイル
- パワーステアリングフルード
などと言われることも多いのですが、すべて同じものを指します。
ドライバーとしてパワステオイルの漏れで異常を感じていないと過剰整備な気もするかもしれません。
パワーステアリングオイルの役割とは?
パワステということである程度想像がつく方も多いかと思いますが、ハンドル操作を軽くするためのオイルです。
ハンドルというのはもともと非常に回すだけで重いはずですが、それを軽く回せるようにしているのがこのパワーステアリングオイルです。
従ってパワーステアリングオイルの劣化や減少などが起きれば、ハンドルが切りにくくなってくる場合もあります。
パワーステアリングオイルの漏れは車検で通らない?
車検ではいろいろと検査項目がありますが、その中でもオイル漏れは割合厳しく判断されるといって良いでしょう。
このパワーステアリングオイル漏れも同様にあまり甘く見れません。
オイル漏れというのは
- にじみ程度だと拭き取ることで通る
- ポタポタと落ちる程度だと通らない
と考えると良いのですが、ポタポタといえばたとえば駐車中に道路にオイルが落ちた跡が残るという程度ではまず通らないと考えて良いです。
参照
パワーステアリングオイルの交換は必要?
車検業者によってはパワーステアリングオイルの交換を勧めてくる場合もあるかもしれません。
しかし一般的には
- パワーステアリングオイルは定期的に交換する必要はない
- ハンドルが重くなってきたり、オイル漏れがあって減っていれば補充や交換をする
というようなことで問題ないことが多いです。
パワーステアリングオイル交換の費用はどの程度?
パワーステアリングオイル交換というときに
- ディーラー
- カー用品店
などと業者はいくつかありますが、できればディーラーのほうが良いと思います。
パワステオイルは純正とそうではないものとがありますが、ディーラーだと純正になり多少単価は高いかもしれませんが、パワステオイルの性質的に個人的にはディーラーを推奨します。
ただディーラーでもパワステオイル交換は3000円まででできる場合も多いと思いますので、そこまで費用がネックになることはないと思います。
パワーステアリングホースの交換
オイルとともにパワーステアリングホースの交換も勧められることもあります。
このホースの場合、やはりパワーステアリングオイル漏れが原因で交換する場合も多いと思います。
純正だとやはり多少高くなりますが、このパワーステアリングホースは社外品であまりないので純正の定価で購入して交換することが多くなります。
このパワーステアリングホースは車検ごとに交換を勧められる場合もあるようです。
たしかに内部が汚れたり、また漏れが出たりとする場合もあります。
しかし2年ごとの車検で交換するようなものでもないので、過剰整備かなと思えば以下のページで確認してほしいと思います。
また他の車検業者に見積もりを取ってみても良いと思います。
ディーラー以外だと整備能力を考えて、整備工場か車検専門フランチャイズをおすすめします。
参照
「ディーラーの車検の見積もり明細でよくある必要のない項目は?」
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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