車検では新車だとほぼないですが、それ以降だとミッションオイル漏れを指摘されることもあります。
この場合、車検に通らないと指摘されてしまうこともあります。
ミッションオイルの役割とは?
ミッションと聞くとチェンジのついた車だけにしか使用しないものと思いがちですが、オートマチック車でも使用しているパーツです。
そのミッションオイルの役割というのは別名でATFオイルともいわれています。
正式名称としては
「オートマチック トランスミッションフルード」
といってギアチェンジに必要なオイルというものです。
- 速度
- 積載量や積載人数
- 道路の状況
- ブレーキ
という状態でオートマ車は自動的に調整をしています。
この調整結果を実現するためにギアにそれを伝えますが、その際にこのミッションオイルを使用してギアを調整するということです。
いうなればオートマチック車のギアチェンジを達成するオイルといって良いでしょう。
参照
ミッションオイルの漏れと車検の保安基準
このミッションオイルに限らず
- エンジンオイル
- ラジエーター
などオイルなどの漏れは車検では割合うるさく検査されます。
結論からいいますと
- にじむ程度だと車検には通る
- 駐車していて道路に漏れ跡が残るようだと落とされる
と考えて良いと思います。
車検では下から検査官にチェックをされて検査をしますが、このときにこのような漏れの程度で通すかどうかのチェックをします。
にじむ程度だと車検前に拭き取りすることでギリギリ通るといえるでしょう。
参照
ミッションオイルの交換時期とは?
車検業者などでミッションオイルの交換を勧められる場合もあります。
ただミッションオイルの意味や交換時期もあまり精通していないことも多く、よくわからないまま何となく交換しているドライバーもいるようです。
一応メーカー推奨のミッションオイルの交換時期を説明しておきますと
「ミッションオイルは基本的に交換しなくても良い」
というのが方針となっています。
おそらく今までにあまりミッションオイルが汚れていて交換を勧められた記憶もないかと思いますが、元来仕様において交換ありきのパーツではないということです。
ミッションオイルは冒頭のようにオートマチックシステムの自動計算と関係しているので、
- 新車から継続的に交換していれば車検ごとに交換する
- 今まで交換していないなら交換しない
というややこしい方針を採用するべきです。
今まで交換していない場合には、部品も摩耗している中で急にミッションオイルだけが新品になるので計算が狂ってきます。
そのため故障の原因にかえってなってしまうので、交換すればかえって良くないということになるわけです。
このあたりの構造はやや複雑に感じるかもしれませんが、詳しくは以下のページに説明をしています。
参照
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