社外エアクリーナーは車検に通るのか?

 

車を速くしたいという場合にエアクリーナーをつけるということを検討する場合も多いかもしれません。

純正ではないので車検で苦労する場合もあるわけですが、エアクリーナーと車検の関係性について説明したいと思います。

 

エアクリーナーをつけた後の感想

 

エアクリーナーの性能も良し悪しがありますが、純正ではない場合には

 

  • 空気の流入抵抗が少ないものだとエンジン効率が良くなることも多い
  • その反面、吸気音はかなりうるさい

 

ということでもしディーゼル車など静かな車種でなければあまりおすすめはしません。

アクセルを踏むときと放すときの両方でシューという大きな音が出ます。

これがかなり運転中に気になるので、ドライバー次第といえるのがエアクリーナーといえるでしょう。

純正のエアクリーナーのほうが吸気音は静かなことが多いので、神経質であったり、また静かな車種である場合には純正エアクリーナーのほうが良いかもしれません。

 

社外エアクリーナーと車検業者の反応

 

結論からいいますと

 

「社外エアクリーナーは車検業者に通らないとされることも多い」

 

と考えておいて良いでしょう。

特にディーラーだとこの傾向もあるようで、担当者が保安基準に十分に精通していないと入庫拒否されたり、取り外しなどを要求される場合もあります。

ただし個人的には社外品のエアクリーナーでもいくつかそのまま通っているケースも知っているので、ディーラーの反応もあまり参考にすることもないと思っています。

 

社外エアクリーナーと車検の検査官の反応

 

今までに車検で社外エアクリーナーが通っているケースを整理しておきますと

 

  • ブローバイホースがむき出しでも車検には通る
  • このホースがついていないと通らないことが多い

 

ということで社外品のエアクリーナーでも通ると考えて良いと思います。

このブローバイホースが車検に通るかどうかの分かれ道となっているようで、環境上の観点から検査官に解釈されるということになります。

ちなみにブローバイホースの役割について説明しておきますと、簡単にいえば

 

「エンジン内部で発生する混合気を再びエンジン内部に戻すホースのこと」

 

を指します。

そのまま放出すれば大気汚染になりますが、還元することで車検に通るということになります。

 

社外品のエアクリーナーを車検に通らないとされれば

 

このサイトを通じて何回かエアクリーナーを社外品に変更しているので通らないと説明されたということを聞いています。

車検業者もいろいろ事情があるのかもしれませんが、その業者に説明をしても良いのですが、それでも車検に通してもらえない場合には

 

  • 別の業者に変更する
  • 純正に戻す

 

という方法しかありません。

業者としては整備工場、車検専門フランチャイズが整備能力的におすすめですが、柔軟に対応していってほしいと思います。

 

参照

フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?

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