中古車を購入しようという場合に
- 車検整備付
- 車検付き
- 車検2年付き
と3つの中古車を見かけると思います。
今回はこれらの違いについて解説をしたいと思います。
車検2年付きとはお得か?
車検2年付きというのは中古車業界特有の記載だと思いますし、実際にこの表記で顧客とトラブルになっている例も目にしたこともあります。
車検2年付きということで、購入時点から車検期間が2年ついていると解釈されることも多いのですが、そうではありません。
これは購入時に車検を新たに通しますが、そのときにかかる業者の整備代だけは本体価格に含まれるという場合の使用が多いです。
車検というのは
- 法定費用 自賠責、重量税、印紙代
- 車検業者 工賃、部品代
といった項目にわかれるのですが、このうち2つめの車検業者への支払い分のみが本体価格に含まれるということです。
つまり法定費用という国への支払いは購入者が別途負担するということが必要となります。
この法定費用は車の重量によって違うのですが、3万超から6万とランク分けされています。
詳しくは以下のページに記載をしています。
参照
車検整備付と車検付きとの違い
簡単に両者の違いを説明しますと
- 車検整備付 現在車検に切れているものの購入後に中古車業者が車検に通してから渡しますということ
- 車検付き 前所有者などがすでに車検に通していてまだその期間が残っていますというもの
と中古車を入手した時点で、
- 車検期間の残りがどの程度あるのか?
- 誰が車検に通したのか?
ということが違うということがわかります。
車検整備付と車検付きでどちらの中古車を購入するべきか?
車検付きという場合、中古車店に並んでいる期間が長いとどうしても車検の残り期間が少なくなってきます。
この場合、ひどいケースだと中古車購入して数ヶ月で車検を通さないといけないという場合もあります。
また前所有者が車検に通しているということですが、どのような通し方をしているのかもわかりません。
- ディーラー
- 整備工場
- 格安車検
- ユーザー車検
など車検ではいくつかの通し方があるわけですが、格安車検やユーザー車検だと24ヶ月点検もしていないでただ車検に通しているだけといえます。
参照
ある程度中古車業者のほうで摩耗した部品などは交換したりといった整備はしてもらえているといえますが、それでも前所有者が車の管理を簡単にしている場合にはやはり所有してからの不安は残ります。
どちらも中古車ということで当然新車よりかは性能としては落ちているのは仕方がないわけですが、個人的には車検整備付きや2年車検付きのほうが無難だと考えています。
その理由としては
- 購入後の車検の残り期間が長いこと
- 中古車業者によって整備をしてもらえる可能性もあること
- 中古車業者が車検に通すので購入後に不具合があれば文句をいいやすいこと
です。
車検付きでも購入した中古車店に文句をいえないこともないのですが、それでも車検の残り期間という点ではまだ車検整備付きのほうが良いように思います。
車検整備付の登録車検の費用
車検整備付という中古車では通常、購入費用に中古車登録での車検代は含まれています。
見ていると中古車も車検整備付ということでそうではない車両よりも若干この車検整備付の手数料が含まれていると思います。
ただし良心的ではない中古車店の場合には
- 整備費用を別途請求してくるところもある
- その分車両本体の値段を安くしておいて、この整備代といった別途請求で稼ぐところもある
車検整備付きということは常識的にいえば登録まで整備代などは請求しないのがマナーといえます。
もし明細を見て車検整備付という話であったのに、このような車検代なども別途請求となっていれば抗議するか購入を控えるということも良いでしょう。
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