車種ごとの車検費用

 

今回はスズキスイフトの車検費用の相場について解説をしていきます。

スイフトは重量的に1トンをやや超える程度で非常に軽い車種といって良いですが、それでもさらに車検費用を安くしようというドライバーもいるようです。

車検の場合には安全性も関係していて、ただ安いのが良いというわけでもありません。

以下の内容に沿って安全に安くできる程度までにとどめておいて欲しいと思います。

 

スイフトのディーラー車検の費用相場

 

まずはディーラー車検に出した場合の費用相場について解説をしていきます。

この場合の費用相場としては

 

「11~12万前後」

 

という場合が多いと思います。

重量としては軽自動車より若干重い程度ではありますが、やはり1割~2割程度高めの設定となっています。

重量的には中型車にギリギリ含まれるので、法定費用(重量税や自賠責など)で5万超となります。

残りがディーラーへの工賃や部品代と考えて良いでしょう。

 

参照

車検での車種別の法定費用とその内訳

 

スイフトで出してはいけない車検業者とは?

 

上記のように国産車だと15万前後になりやすい車検ですから、もともと安めの費用といって良いのです。

しかしスイフトでさらに車検費用をやや乱暴に安くしようとするドライバーもいます。

その多くの方法としては

 

  • ユーザー車検
  • 格安車検

 

に出してしまうという方法です。

これらの方法ですと5万~7万程度で車検は済みますが、24ヶ月点検をしないので車検の翌日に大きな故障をしてもおかしくはありません。

点検では摩耗部品を確認するのですが、点検をしないということは摩耗した部品を放置するということを意味します。

そのために安くなるのですが、摩耗した部品が摩耗しきれば次に車本体に損傷が起こります。

これは非常に高額な修理費がかかることを意味してきます。

ちょっとした車検費用のケチった分は一瞬で飛んでしまうでしょう。

 

参照

24ヶ月点検と車検との違いとは?

 

スイフトの車検費用を安全に安くする方法

 

定期的にディーラー、整備工場にメンテナンスをしていたり、12ヶ月点検もしているというような場合にはユーザー車検や格安車検でも構いません。

 

参照

法定12ヶ月点検と車検との違いとは?

 

しかしこのようなメンテナンスを出していない場合には24ヶ月点検もしない車検は危険です。

安全にスイフトの車検費用を安くする方法としては

 

  • 整備能力のあるディーラーよりも単価の安い業者にする
  • 簡単に交換できる部品は車検前に交換しておく
  • 過剰整備をなくす

 

とこのような方法を併用していきます。

業者については整備工場、車検専門フランチャイズまでの整備能力のあるところにするべきといえるでしょう。

あとの車検前に交換するべき部品、過剰整備になりやすいパーツについては以下のページにまとめています。

 

参照

車検費用を簡単に安くする4つの方法

ディーラーの車検の見積もり明細でよくある必要のない項目は?

 

スイフトスポーツの車検費用の相場

 

スイフトスポーツの質問も多いのですが、これも上記のスイフトの車検費用の相場と大差はありません。

つまり11~12万前後といって良いと思います。

 

スイフトスポーツとドレスアップや改造について

 

スイフトスポーツだと改造をするドライバーも多くなります。

たとえば

 

  • 触媒がない
  • センター出しマフラー

 

というような場合があります。

触媒がないのは正直いって車検に通らないことが多いです。

またセンター出しマフラーについては通らないわけではありませんが、あとはマフラー音量や長さなどで保安基準的に抵触しないかが問題となってきます。

音量や長さについては以下のページで解説をしていますので、参考にしてみてほしいと思います。

 

参照

触媒遮熱板なしで車検に通る車と落ちる車

マフラーの長さの保安基準とその対策

車検でのマフラー音量の合格基準

 

純正でないようなパーツがあればディーラー車検では特に厳しく通らないと判断されやすいです。

上記のような保安基準に沿っていれば問題はありませんので、車検業者を変更するとスムーズに通ることが多いといえます。

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