車検の際に多くの業者では24ヶ月点検も行います。
このときに業者によって点検記録簿が作成されますが、
- 将来的に査定に出すことも視野に入れている場合
- 点検記録簿がない中古車を購入しようという場合
には記録簿もないような中古車の扱いが非常に気になることもあると思います。
車検とは直接関係はないかもしれませんが、点検記録簿と中古車査定の関係について説明をしたいと思います。
中古車マーケットでの点検記録簿の扱い
車を下取りに出すというときには
- ディーラー
- 中古車ショップ
- ネット
といった業者に連絡をしますが、このような業者も最近は個人情報の扱いには苦慮しています。
点検内容や記録簿のサンプルは以下のページに掲載をしていますが、見ると個人情報が入っていることがわかります。
参照
このような理由から点検記録簿がもしあったとしても新購入者には渡さない業者は多くなっています。
車の査定額を決定する要素とは?
もし私が中古車を購入しようという場合に、ずっとユーザー車検をしてきた車両は正直買いたくありません。
というのも点検をまずしていないでしょうから、変な故障が起こるような可能性も高いからです。
しかし上記のようにどのような業者あるいは方法で車検を通してきたのかは新購入者にはわかりにくくできています。
では逆に車の査定額を決める要素というのは何かということですが、
- エリア
- 査定の担当者
- 売却相手の業者
- その車種の人気
- タイミング
といったものであり、つまりは自分の車種が査定時点でどの程度人気やニーズがあるのかということです。
点検をまったくしてきていなくても人気車種だと高値がつくこともないわけではないということです。
参照
点検記録簿は信用できるものか?
点検というのはたしかに法的義務の元に行われるものではあります。
しかしユーザー車検をしたときにドライバーが自身でも作成することも可能ですが、正直いってその内容は多分にいい加減です。
車検業者に出したときにはそれなりの信用のおけるものではありますが、点検の内容もわからずに適当に作成しているものも存在します。
従って中古車購入という場合に点検記録簿を元に選定すれば痛い目にあうこともあるでしょう。
中古車購入をするときに見るべき箇所とは?
中古車を購入する場合には点検記録簿といったドライバーが偽造することも可能な書類を参考にする意味はありません。
それよりも
- 中古車業者の販売業者の信用度
- 年数
- 走行距離(ただしメーターは偽造も可能ではあります)
といった要件を見ていくほうが無難だといえます。
走行距離はごまかしもそれなりに可能なので全幅の信用はできませんが、年数はごまかしようもありません。
例外はあるにせよ年数は本当の走行距離とある程度比例していますから、新しい年式の中古車のほうが絶対に良い状態の確率は高いといえます。
また中古車ショップは保証制度も設定しているので、その内容はよく確認して契約しておきましょう。
中古車もディーラーでしか信用できないというドライバーもいますが、一概にそうともいえません。
評判の良い中古車ショップであればむしろディーラーよりも中古車の状態を良く整備しているところもありますし、ディーラーでも車検の保安基準に適合していない中古車をまれに販売している場合もあります。
参照
「車検期間の少ない中古車を購入するときにチェックするべきポイント」
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