日光を避けたりするために最近ではカーテンをつけている車は多いです。
しかし意外ですが車検ではカーテンについては案外厳しい基準で判断されることもあります。
車検場のカーテンについての判断
カーテンといってもいくつかの種類があります。
- カーテンレールもあり取り外しもできるもの
- シールのように装着するもの
車検場ではある程度カーテンについて基準が固まってきていて
「窓に触れたり、装着されるようなカーテンは車検では不合格」
というような感じになっています。
触れるという表現がわかりにくいのですが、たとえばシール形式は窓に触れるカーテンはダメということです。
一方でレース式でカーテンレールで開閉するカーテンは触れていないと判断されるようです。
車検業者のカーテンへの考え方
たとえば
- ディーラー
- 車検専門フランチャイズ
- スタンド
- カー用品店
などは指定工場といって運輸支局の車検場に車を持ち込むことなく車検を行うことができます。
参照
そのためカーテンのような細かいことについては若干車検場と違う判断や対応となることもありますし、もっといえば指定工場によってもカーテンについての判断は違ってきます。
ディーラーなどでは特にカーテンについて厳しい考えをしていることが多いようで、車検から帰ってくれば
- カーテンがすべて取られていた
- カーテンレールも取られていた
というようなことも割合多いです。
一方でその他の指定工場を持つ車検業者ではカーテンをつけたまま合格として車が帰ってくるところもあります。
車検ではカーテンはグレーの判断?
- フロントガラスのカーテン
- 後部座席のカーテン
- リアカーテン
- カーテンレール
と車につけやすいカーテンの種類はありますが、基本的には取った状態で車検に出すほうが無難です。
車検の保安基準にはたしかにカーテンについての規定はありません。
ではセーフかといえばそうでもありません。
また保安基準に明確に抵触しているわけでもないのでブラックでもありません。
この点、カーテンはカーテンレールも含めてグレーといえますが、グレーの部分は車検場の検査官の判断に任されます。
つまり運が悪いと車検に落ちることがあるということです。
このような流れもあって車検業者で指定工場の場合でも、カーテンもレールもとった状態で合格として車が帰ってくることがあるということです。
走行時も警察に捕まらないように注意しよう
また車検とともに道路走行時にカーテンで捕まることもあります。
- フロントガラス
- 運転席と助手席の窓
この2つの部分のカーテンがあれば警察に車を止められることもあります。
この場合、違反点数は1点で、反則金が7000円などとなってきます。
普段運転していてカーテンが違法などと意識することは少ないのですが、捕まるとかなり嫌なものなので車検を機にこれらの箇所のカーテンはシールもレースも含めて取っておくと良いでしょう。
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