車検証には定員の記載があると思いますが、後部座席を取り外すという場合もあると思います。
この場合、車検に通せなくなるということもありますが、その他にもデメリットもあります。
今回は後部座席を外すということでどのようなデメリットがあるのかということについて説明をしたいと思います。
後部座席を外したときの任意保険
これはある私の友人の話ですが、
- 後部座席を外した
- その後しばらくして事故をした
- 任意保険を申請すれば保険が下りないといわれてしまった
ということとなるようです。
そこで少し調べてみたのですが、
- 後部座席を取っても保険は普通に下りるところ
- 後部座席を取ればまったく保険が下りないようになるところ
とに分かれるようです。
保険会社によって方針が違うということのようですが、保険約款といった非常に一般のドライバーにとってややこしい規定を根拠にしてこの後部座席についての扱いが違ってくるように思います。
つまりここから保険の内容次第では
- あまり後部座席を取らないほうが良い保険会社もある
- それでも取りたい場合には保険会社を変更しなければいけないところもある
というようになることがわかると思います。
後部座席を取ると車検には通らないのか?
また冒頭でも記載しましたが、後部座席を取れば車検証の定員と変わってしまいますので車検にもそのままでは通らないことになります。
この場合には絶対に車検に通せないということではなく、構造変更申請をすれば通るということです。
参照
ただし自分で簡単にできる手続きではないですし、代行をしてもらうとなれば費用も何万かかかってくるものでもあります。
上記の任意保険のこともありますし、そこまでして後部座席を取りたいのかよく考えてほしいと思います。
後部座席を取れば税金が安くなる?
車関係の税金といえば
- 自動車税
- 重量税
とがあります。
後部座席を取ればこれらの税金が安くなるのではと考えて改造するドライバーもいるのですが、結論からいいますと両方の税金とも安くなることはありません。
後部座席を取るメリットはない?
このように後部座席を取ることについてはいくつかのデメリットがあります。
税金が安くなるということもない割に
- 構造変更をしなければ車検に通らなくなる
- 構造変更の手続きに手間や費用がかかる
- 任意保険も今の保険会社では下りなくなるかもしれない
というようなデメリットばかりがあるということです。
よほど何かの考えがあって取るという場合には別として、それ以外で特に後部座席を取る理由はないといっても良いかもしれません。
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