車検というのはどこのサイトでも書かれているかもしれませんが、
- 車検証の有効期限の1ヶ月前から
- 有効期限
この間に受けるべきという意見が多いと思います。
このタイミングよりも早く車検を受けてしまうと、次回の車検もその分だけ車検のタイミングが早まってしまうということが理由です。
しかし次回の車検までに新車購入で廃車や下取りすることが決まっているとどうなのかという質問を受けましたので、この点について説明をしていきます。
新車購入のタイミングを考えよう
たとえば今回の車検のタイミングなどを以下のように仮定していきます。
- 今回の車検 2015年11月30日
- 新車購入 2017年10月1日
今回の車検証の有効期限からすれば普通は2015年11月1日以降に車検に出すことが多くなります。
このタイミング以降に出せば、次回の車検も2017年11月30日などど2年の間隔が短くならないからです。
しかし上記のケースでは17年の10月には下取りなどをして新車購入を予定していることになります。
つまりこの新車購入のケースでの車検に出すべきタイミングとは
「2015年10月1日」
となるということです。
このタイミングで車検を出せば、次回の車検もたしかにその分早くなってしまいますが、2017年10月1日となるので新車購入をしているので特に問題はないはずです。
つまり逆算していいますと
「新車購入を予定しているタイミングより2年前」
に車検を出せば良いということになります。
車検を早く出せば業者から怪訝な顔をされた
通常、車検を30日前よりも早く出すというドライバーはほぼ皆無といって良いかもしれません。
ただでさえ費用もかかり面倒な車検ですから、なるべく出したくないということで遅くなりますし、また車検切れを起こしてしまう人さえもいるくらいです。
業者にすれば怪訝な顔をするところもあるかもしれませんが、法的に早く出すことはまったく問題ありませんので事情を簡単に説明すれば問題はありません。
車検を早く出すのにデメリットはあるのか?
一番気になるのが早く出すときのデメリットではないでしょうか?
しかし結論からいいますと
「デメリットはない」
といって良いと思います。
車検費用が高くなったりはしませんし、デメリットがあるとすれば上記のように次回の車検が早くなることですが、新車購入を決めていればそれはデメリットにはならないはずです。
車検費用についていいますと
- 法定費用が高くなる
- 業者の手数料が高くなる
などといった費用面でのデメリットは特にないので安心してほしいと思います。
最後の車検で出すべき業者とは?
車検後、そこまで長い期間乗らないということもあるのでディーラー車検は無意味だと思います。
過剰整備が多いディーラーですから、正直いって無駄だといえます。
かといって格安車検とすれば整備ミスや抜けもあるので、変な故障をすれば中途半端にまた修理をしなければいけないようになってしまうかもしれません。
そのため24ヶ月点検のある業者でかつ費用もそこそこ安いというところが良いと思います。
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
などがこの条件に該当してくるといえます。
また車検後1年程度未満しか乗らないという場合にはユーザー車検やスタンドといったより安い業者も適しているといえるでしょう。
ただしただ車検に通すだけということになるので変な故障の可能性もあることは覚えておいて欲しいと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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