タイヤのインチアップやダウンをすれば検査官はチェックするのか？

タイヤのインチ変更をすることは多いかもしれません。

多くのドライバーから質問をされることの多いこのタイヤのインチ変更ですが、車検ではみなさんが思っているほど厳しく判断されたりチェックされるわけでもありません。

タイヤのサイズ変更は他のページでも紹介してきたのですが、その内容も含めつつ、実際に車検ではどのような検査が行われるのかについて説明をしたいと思います。

検査官はタイヤのインチを確認するのか？

まず結論からいいますと

「タイヤのインチ数を検査官が直接チェックすることはない」

というようになっています。

しかし現実的にはインチ数をアップさせたり、ダウンさせることで車検に落ちたという人の話を聞いたことがあるかもしれません。

それはタイヤのインチ数を間接的にチェックされて落ちたということです。

この理由についてさらに説明していきます。

タイヤは溝の深さがなくなってきていると通らないという話を聞いたことがあるかもしれません。

スリップサインと呼ばれる溝がなくなると通らなくなりますが、それ以外にもタイヤの検査というのはあります。

というような場合に通らないとなるのです。

特にインチアップをしたときにこのような基準に抵触していることもあるので注意してほしいと思います。

参照

車検ではスピードメーター検査というものもあります。

簡単にいいますとメーターで時速40キロとなったときに、実際の速度とそれがどの程度誤差があるのかということです。

タイヤのインチを極端に変えるとこのメーター検査に落ちることもないわけではないのですが、普通はまず問題とはならないと考えて良いと思います。

参照

ここまで説明してきますと

ということで何も問題ないように感じるかもしれません。

しかし正規品と明らかに違うと改造の印象を持たれるので、かゆくもないところを検査されてしまうことになります。

ですのでタイヤのインチについてはフェンダーとの距離感次第では問題ないのですが（距離感については上記の指のあたりを参照してください）、このあたりをクリアしていないとまず落ちることになってしまいます。

タイヤのインチはフェンダーとの関係で問題がない程度であれば変更しても車検には通るということがいえると思います。

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