車検業者に出したときにタイロッドエンドブーツを交換しなければ車検に通りませんと言われることがあるかもしれません。
- タイロッドエンドブーツの役割
- 交換費用
- 本当に損傷していれば車検に通らないパーツなのか?
について説明をしていきます。
タイロッドエンドブーツとは?
これは車の下回りのパーツとなります。
ステアリング関係(ハンドル操作)のパーツで、車の走行などに影響してくる部品です。
まるで腕の関節のようにこのタイロッドエンドブーツによって車のハンドル操作を支え、走行方向を決めることがハンドルでできるようになります。
ゴム製なので走行距離が伸びてくれば自然に劣化してきます。
このタイロッドブーツの中にはグリスが入っていて、劣化してくるとこのグリスが外に出てくることになります。
左右にあるので、基本的には一気に左右2つとも交換してしまうという場合もあるかもしれません。
タイロッドエンドブーツの損傷では車検に通らないのか?
車検の検査項目は以下のページに説明をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
このようにいくつかある検査項目でタイロッドエンドブーツとは下回り検査で引っかかってくる部品となります。
下回りではオイル漏れなどもチェックされるのですが、タイロッドエンドブーツが破れているとグリス漏れとなっていて、この点で車検に通らないというようになってきます。
軽度な場合にはグリスをふき取ることで通ることもありますが、ハンドル操作と関係する箇所なのであまりいい加減な整備をして良い箇所ではありません。
また通常オイル漏れは車検では厳しくチェックされる箇所となっていて、グリス漏れとなっている時点で交換や整備をするべきタイミングといって良いと思います。
タイロッドエンドブーツの交換費用
タイロッドエンドブーツでは交換費用が一番問題となってくるかもしれません。
私の知る限り、業者間でかなり費用に差が出やすいのもこのタイロッドエンドブーツだといえます。
- 部品代 1000円程度
- 工賃 5000円程度
このあたりが相場ではないかと思いますが、業者によってはこの倍以上も請求するところもあるようです。
名指しすると良くないのであえていいませんが、大手のある車検業者だとこの相場よりもかなり高い相場で交換しているところもあるようです。
その場合には業者を変えるべきといって良いと思います。
ディーラーでもより高い工賃をいってくることもあるかもしれませんが、過剰整備をされていることもあるので以下のページを参考によく業者は選定してほしいと思います。
タイロッドエンドブーツ交換という場合には、他の高い部品も交換時期となっていて、車検総額も高いことが多いです。
特に車検業者の選定は誤ると大きなロスとなってくるといえるでしょう。
参照
タイロッドエンドブーツ交換のタイミングや時期
ゴム製ということである程度の劣化は織り込み済ですが、およそ10万キロ前後の走行距離で交換するべきというのが普通です。
走り方に問題があればより早くに交換時期が到来する場合もありますが、およそこの程度で交換時期といって良いと思います。
年数でいいますとおよそ10年あたりが交換の目安といって良いでしょう。
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