以前にもこの質問があって少し記載しましたが、今回はより詳しく解説をしようと思います。
車検業者もいくつかグループ分けができますが、ある特定の業者はなぜかエンジンオイルに添加剤を勧めてくることが多いです。
私がよく聞くのは
- カー用品店系
- スタンド系
ですが、カー用品店系はよくわかります。
ショップで添加剤をもともと販売していて、その販促もあって勧めてくるのかもしれません。
ですが最初に結論をいっておきますとあまりエンジンオイルに添加剤を入れるのは良くありません。
エンジンオイルと添加剤の関係性
まずエンジンオイルというものですが、簡単にいえばエンジンの潤滑油です。
エンジンが駆動するのにこのオイルは必須となっていて、粘度などがオイルごとに違います。
そして添加剤というのは実はもともとのエンジンオイルに含まれているものです。
このエンジンオイルというのは後から添加剤を入れるとエンジンの寿命が長くなるというように説明されることもありますが、もともと添加剤は計算されてバランスを取られた状態となっています。
後から市販の添加剤を入れることでエンジンオイルのバランスがくずれて、かえってエンジンの調子が悪くなったり、ひどいケースではエンジンの寿命が短くなることもあります。
個人的には添加剤を勧める業者はあまり良いとは思えませんし、私ならその業者とは取引しないと思います。
エンジンオイルに添加剤を勧めてくる業者の特徴とは?
ではそのような意味もなく、ときに有害ともいえるような添加剤をなぜ勧めてくるのかということですが、
- 添加剤を販売して売上を伸ばしたいから
- 添加剤が有効的だと本当に信じているから
- 車に知識がなくただ店の方針通りに勧めるべきと考えるから
とこのような理由が考えられます。
どれもいえますが、悪質な業者であったり、また車の知識があまりない業者であったりと決してドライバーのためにはならない業者であるといえるでしょう。
そのため私は添加剤を勧める業者とは取引したくないのです。
エンジンオイルの添加剤への業者の本当の姿勢とは?
エンジンオイルの混合は相性が悪いと重大なエンジン損傷を招くこともあります。
そして故障となったときに出てくるのが補償ということかもしれませんが、
- 車検業者はもともと自己責任といっていることが多い
- 添加剤の副作用に責任を持たないことが多い
ということで、まず後から補償を求めても時効であったり、自己責任という観点で何も補償してくれないでしょう。
ドライバーからの質問でよく添加剤を業者から勧められているということが把握できるのですが、今このときも添加剤を知らずに入れているドライバーがいると思うと背筋が寒くなるような気もします。
車検は整備能力のあるところに出そう
冒頭のような添加剤を勧める業者に車検は出してはいけません。
よくあるのが冒頭のような業者は格安な車検費用となっていて出してしまうこともあるのですが、車検は格安がかえって危険なこともあります。
- 整備能力がない
- 車検などはすべて外注に出している
- 整備保証は口だけで一切責任は負わない
- そもそも車検は片手間でしていて車の知識がない
といったことは多いのです。
ディーラーが一番良いという意見もあるようですが、ディーラー整備士は離職率が非常に高いので実は整備能力もなく案外ミスも多いのです。
その割に費用も高いわけで、整備能力と費用のバランスを考えれば
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
がベストだといえます。
このような業者だと添加剤も含めて怪しげな市販品は勧めてこないのでまず安心して良いといえます。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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