サイドミラーは今までなかったものがよく新商品として流行ることが多いパーツですが、今回はトーイングミラーについて説明したいと思います。
まだおそらくこのページを見ている場合でも、周囲にトーイングミラーを導入しているという車両をあまり見ないかもしれません。
そのため基本的には検査官によっては通してくれにくいという流れもあるのですが、通ったという話も聞いています。
今回はトーイングミラーで車検に通す方法について説明をしてみたいと思います。
トーイングミラーでも車検の保安基準に合わせていく
車検では保安基準というものを中心に通るかどうかを判断されます。
そのサイドミラーについての内容を説明しますと
- 50メートル後方を確認できること
- 割れたりしていないこと
- 何かと接触したときにサイドミラーが車に平行に格納されること
- ミラーが不安定で落ちかかっているという状態でないこと
このような規定を守ることが最低限サイドミラーでは必要となってきます。
規定内容を見てもらいますとわかりますが、トーイングミラーでも満たすのはそう難しくない内容ばかりだと思います。
しかしトーイングミラーではある1つの規定があって、そのために車検に通りにくくなっています。
トーイングミラーと構造変更
基本的にトーイングミラーは車の外側にはみ出す傾向があります。
そのため
- 他の交通の妨げとなる突起規制がかかる
- 車幅が2センチ以上広くならないかどうか?
ということも守らないといけません。
より重要なのは車幅ですが、2センチというのは構造変更が必要かどうかの基準となります。
具体的にいえばトーイングミラーでも2センチ以内であれば構造変更も必要ではないですし、その他のミラーの保安基準を満たせば通ります。
しかし左右合わせて2センチ以内というのはかなり厳しいかもしれませんが、その場合には構造変更をしなければ車検には通らないとなります。
この2センチというのは車検証にあるもともとの車幅と比較してということです。
トーイングミラーを通すための費用対効果を考える
2センチという基準を満たしていない場合の構造変更ですが、以下のページにも説明をしていますが代行してもらうと3万程度の費用はかかってくるでしょう。
参照
さらにトーイングミラーの部品代と工賃もかかってきます。
構造変更も自分で手続きもできますが、案外やってみれば複雑なものでもあります。
どうしてもトーイングミラーにこだわるという場合には良いと思いますが、迷っているという場合にはあまりおすすめしません。
サイドミラーには他のドレスアップの方法もありますので、以下のページのような方法で満足できれば一番良いのではないでしょうか?
参照
「フェンダーミラーにすれば変更申請しないと車検には通らない?」
トーイングミラーと車検業者
特にディーラーについてはトーイングミラーについては通さないことは多いかもしれません。
正規品以外のミラーは通さないことも多いので、ディーラーでという場合には
- 正規品に戻す
- 事前に構造変更をしておく
といったことが必要となってきます。
また整備工場、車検専門フランチャイズでも車幅の規定を守っていない場合には入居拒否をされるかもしれませんので、車検と合わせて構造変更もお願いするようにしておきましょう。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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