車検業者というのはいくつかありますが、
- 車検
- 点検や部品交換や整備
というように分けることができます。
通常はこの両方の作業を1つの業者に任せることになるのですが、別々の業者に出したいというようなニーズもあるようです。
このような車検や点検の方法というのはめったに依頼されることはないですし、業者によってはかなり困ることもあります。
一般のドライバーからすれば儲け主義なので両方ともうちで出してほしいのだろうと思うかもしれませんが、実際には点検整備上の難しさもあって断られてしまうこともあります。
車検をカー用品店で点検整備をディーラーで
今回のテーマはあるユーザーの方から質問を受けた内容を元にしています。
その方の考えとしては
- 車検 カー用品店
- 点検 ディーラー
というように出したいということのようですが、結論としてはカー用品店のほうはともかく、ディーラーは嫌がる場合が多いかもしれません。
ちなみにカー用品店車検といえば
- オートバックス
- イエローハット
- タイヤ館
などが有名です。
ディーラーというのは車検と点検整備とをセットでサービスするのが基本です。
ディーラーには保証という制度もありますが、車検は別の業者に出しているのでディーラーとしては保証対象ではありません。
意外とこのような変則的なドライバーからのクレームというのが多いもので、ディーラーとしては車検をしていないのに責任だけ負わされてしまうということで嫌がるケースは多いと思います。
以下のようなページでも説明をしていますが、ディーラーに変わった形で車検を出すと入庫拒否されてしまうことが多いのです。
参照
車検と点検整備の関連性
車検と点検などは項目が違います。
ですので点検のみをしたディーラーはその保証だけすれば良いようなものですが、案外そうでもありません。
以下のように24ヶ月点検などは車検と項目は違うのですが、車検の項目ともリンクしていることが多いのです。
参照
そのため
- 車検でカー用品店がどのような検査や整備をしたのかわからない
- もし車検後に何かあったときにカー用品店かディーラーかのどちらの責任かわかりにくい
ということでトラブルになることも多いですし、ディーラーとしてはカー用品店のミスでとばっちりを受けることもあるわけです。
細かくカー用品店の車検内容が資料で届けばまだしも、そうではない場合にはディーラーとしてはやりにくい点検整備となってくるでしょう。
車検業者は1つのところに出すのがベスト
ドライバーとしていろいろな考えを持つのも自由ですが、車検業者にも保証や整備の事情などもあって営業をしています。
依頼するのは自由ですが、業者にも断る権利もあるということは押さえておいて欲しいと思います。
実際車検をしていると変わったことを言ってくるドライバーほどクレーマーとなる確率も高く、業者としては警戒してくることは多いと思います。
車検と点検とは1つの業者にしておかないとドライバーとしても何かあったときに整備保証を受けにくくなったり、またクレームも言いにくいものでもあります。
参照
今回の例ですと、カー用品店、ディーラーのどちらかの業者に絞るほうが良いと思います。
ディーラーに車検と点検の両方を出せないという場合には、整備工場や車検専門フランチャイズだと費用的に抑えることもできて、かつ整備能力にも定評があります。
車検業者の選定は以下のページに説明をしていますが、業者同士の違いを押さえつつ、1つの業者を選んでいくようにしていきましょう。
参照
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