ドライバーからすれば車検後は基本的に故障なく安全に走行できるものと思うことが多いかもしれません。
格安車検業者だと車検のみで点検や摩耗部品の交換はしないのでまだ故障はありえると賢明に思っている方もいるかもしれませんが、ディーラー車検などをしてすぐ後に故障をすれば非常に強い不信感を感じるものです。
ここでまず問題となってくるのが
「そのときの修理費は誰が負担するべきか?」
ということだと思いますが、どのような基準に沿って考えるべきかについて説明をしてみたいと思います。
車検からどの程度の時間がたっているのか?
まずはじめに考えるのは車検からどの程度の期間が経過したのかということです。
日本人の平均走行距離は年間1万キロといわれます。
とすれば3ヶ月で2500キロ前後は走行しているわけですが、この距離を走れば整備をしていても故障しないともいえないことになります。
車検後1ヶ月後に整備した箇所が故障すれば業者に言っていくのも1つですが、それ以上となると本当はドライバーの走行方法に問題がないともいえません。
どの箇所が故障したのか?
故障と漠然といってもかなりの箇所があります。
車検業者から納車されたときに
- 明細
- 点検記録簿
など何を整備したり調整したのかの書類は受け取っていると思いますが、この書類を元に今回故障した箇所を車検時に整備や修理してもらっているのかも確認しておきましょう。
ちなみに点検記録簿のサンプルは以下のページに表示しています。
これを見ればだいたいどのような項目の点検が行われたかはわかります。
参照
また車検も点検とは違った項目の検査や調整をしていますが、その項目については以下のページに紹介をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
自分で故障をさせたかの心あたりがあるか?
私も車検すぐ後に急に車のエンジンがかからなくなったことがありました。
修理をしてもらってみれば下回りに穴が空いていてエンジンがかからなくなっていたということでした。
そこで思い出したのはその1週間前あたりに下回りで走行中にこすった音があった日がありました。
多分それが原因だったと思うのですが、運転をしていて当てたり、こすったり、また当てられたりといったことでも故障することもあります。
車検後にそのようなことはなかったかを少し思い出してみましょう。
クレームをつけにいって、実は自分の運転ミスが原因だったときにはかなり恥ずかしいものです。
整備保証と本社へのクレーム
ディーラーをはじめ、多くの車検業者では整備保証という制度があります。
簡単にいえば整備不良で故障などをすれば再度無料で整備してもらえるという制度です。
参照
ただこの整備保証というのは業者によってかなり内容が違っています。
- 誠実に再整備してくれるところ
- 自分の非を認めずにあくまでも有料での再整備をするところ
と経営方針でも違いが出てきます。
ディーラーだから整備保証が充実しているということもなく、その店次第だと思います。
もちろん個人経営で方針が利益重視なら整備保証というのは口だけというようなこともあります。
もしディーラーなどであれば車検すぐ後の故障について対応に怪しさを感じれば、そのメーカー本社にクレームも入れても良いと思います。
もちろんディーラーは店舗ごとに独立した経営で本社がすべて解決したり介入するわけではないですが、明らかな対応のまずさがあれば何とかなることもあるでしょう。
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