ユーザー車検を考えるドライバーも多いかもしれません。
経済的に日本の状態が悪くなってから特に増加傾向にあります。
ディーラー車検を受けることを考えれば、手間や手続きの煩雑さというデメリットはあるにしても費用的に半分以下で済むことが多いです。
この費用面でのメリットからユーザー車検を検討する人も多いかもしれません。
しかし前回の車検から2年程度経過してくると車のどこかの箇所には変化があるもので、それには気づかないものですがユーザー車検で落ちてしまう理由となります。
そのため一般的には事前整備をしておかないとユーザー車検には通らないというのがほとんどで、その整備をディーラーに依頼すればどうなるのかについて説明をしたいと思います。
ユーザー車検で落ちやすいのは光軸調整?
具体的に不合格になりやすい検査としては
- 光量検査
- 光軸検査
- 下回り検査でのオイル漏れ
といったところではないかと思います。
他には整備不良でなく、検査に慣れていないとブレーキ検査でも落ちる確率はあるといえます。
このあたりは以下のページで説明をしています。
参照
光量検査、光軸検査というのは事前整備をしておくと特に問題なく車検には通ります。
問題はこのような調整や整備をどの業者に依頼するのかということです。
ディーラーに光軸調整を依頼してみる
まだ車検といえばディーラーと思っているドライバーも多いかもしれませんが、今回のような光軸、光量調整をディーラーに依頼しますと結構な確率で断られてしまうことになります。
車検時期以外ですと喜んで請け負ってくれますが、ユーザー車検をするためとなると断られてしまうとなります。
これはディーラーとしては車検自体を自分のところに出してほしいということで、小さな売上にしかならない項目ごとの整備を嫌がる(利益率や売上という意味では効率が悪いので)ということに由来します。
また光軸調整だけ中途半端にやって、後から整備不良なのでとクレームをされたり、事故をして補償をできないということもあります。
ディーラーもメーカー系列に入っているので、メーカー本体に苦情を伝えるドライバーもいますが、基本的にディーラー自体はメーカーから独立して経営されているフランチャイズのようなものですから方針的に自由に経営をする権利を持っています。
つまり光軸調整を断ってもそれはディーラー店舗の自由ということです。
このあたりは以下のページでも説明をしています。
つまりはディーラーに光軸調整を断られてもどこにも苦情等は言っていくことができないということになります。
参照
光軸調整を依頼できる業者とは?
絶対にユーザー車検でないとダメという場合にはテスター屋さんといって今回のような項目ごとの整備を請け負っている業者に行くべきといえます。
参照
「ユーザー車検の前にはテスター屋を利用するほうが良いのか?」
車検場の近くにはテスター屋さんがありますので、数千円程度で車検にただ通るだけのレベルに整備してくれるはずです。
ユーザー車検の手続きについては以下のページで詳しく解説をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
ユーザー車検と車の寿命
しかし個人的にはユーザー車検はおすすめしません。
というのも車検にただ通すというのは公道を走る資格を得るだけにすぎないからです。
車は点検といった100近くの項目のチェックをしてはじめて故障予防をしたとなります。
ただ車検だけ通して点検をせずに、すぐに大きな故障をすればかえって費用的に損となります。
場合によっては車の乗り換えも検討しなければいけないかもしれません。
ユーザー車検でなく、整備工場、車検専門フランチャイズといったディーラーよりも単価の安いところで、安全に点検も受けて車検に通すというのがもっとも賢い方法です。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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