オーバードライブの配線を切ったままで車検に通るのか？

シフトのオーバードライブの配線を切ったということはあるかもしれませんが、問題となるのはそのままの状態で車検に通るかどうかということです。

車検ではシフト検査というものはないのですが、警告灯としてオーバードライブ警告が出ます。

メーターの警告灯回りは検査官のチェックするところですので、問題はこの警告灯についてどのように判断されるかということになります。

オーバードライブ配線と車検

メーター回りにはいくつか警告灯があります。

このうちで特に車検でうるさくチェックされるのは

「シートベルト警告灯」

です。

参照

その他にもＡＢＳ警告灯、エンジン警告灯などはランプに異常があっても車検では問題ありません。

今回のオーバードライブ配線を切った場合でもやはりオーバードライブ警告灯は点灯するのですが、車検の検査項目には入っていないので基本的に通ることが多いと思います。

車検の検査項目については以下のページに説明をしています。

参照

ユーザー車検などでは特に普通に通ることが多いということですが、ディーラーに出すとまず修理を求められると思います。

そのままディーラーで修理や整備をしても良いということであれば問題ないですが、車検後に別の業者で移設を考えている場合にはディーラー以外のほうが無難だと思います。

だと整備能力があり、費用もディーラーよりも安く、かつ車検とは関係のないオーバードライブの件はスルーしてもらえると思います。

参照

車検が近くに迫っている場合には通した後に移設を業者に出しても問題は基本的にありません。

オーバードライブは器用で少し勉強する気持ちがあれば自分でもできなくはありません。

ただ下手をしてしまうと今回のように配線が切れたり、また切ってしまうという場合もあるようです。

自分なりに移設をしたい、また業者選定をしたいという場合にはディーラー以外でまず車検を通しておき、その後移設はゆっくりと行っていくと良いでしょう。

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