車検ではブレーキメンテナンスをしてもらうこともありますが、納車後に急に今までになかったような鳴きや異音がするようになることもあります。
車検業者の整備ミスがあったのではないかと疑心暗鬼になるわけですが、一般的によくあるブレーキの鳴きの原因についてまとめておきたいと思います。
車検後にブレーキ鳴きがするようになったときの原因
いくつかの原因が考えられます。
並べてみますと
- ブレーキパッドの裏側のグリスが少ない、減っている
- ブレーキクリーナーを使ったことでグリスが減った
- グリスは塗ったものの塗り方がうまくできていない
- ブレーキパッドのローテーションをして今まで音が変わった
- シム(ブレーキ鳴きを緩和する部品)が正常につけられていない
- ブレーキパッドとローターの研磨がうまくできていない
- ブレーキパッドの残量が減っているのに交換をしなかった
- ブレーキダストが溜まっている
- 小石がパッドとディスクの間に入っている
- パッドやローターが固い材質のものに交換されている
といったようなものが代表的なものとなります。
ディーラーでもブレーキ鳴きを直せないこともある
車検はディーラーと今でも考えるドライバーは多いようですが、某メーカーのブレーキは強烈な音がする車種もいくつかあります。
そして車検後にそのディーラーに持って行っても直せないということもよくあることです。
そのメーカーのブレーキ音はかなり強烈で朝早い仕事で自宅から車で出ていく場合には近所迷惑とされることもあるようで、閉口するドライバーもいるようです。
ディーラーにこのように持っていくとブレーキは鳴くものなので我慢して欲しいと言われることもありますが、これはディーラーの論理でもあります。
つまり正規品しか使用できないのがディーラーなので鳴きが止められないということもよくあるのです。
- グリスを変える
- パッドの材質を変える
ということで案外鳴きが止まることも多いのですが、このような対応は基本的にディーラーではできません。
整備保証を活用する
このようにディーラーでも原因特定とその修正が難しいのがブレーキの鳴きです。
そのため相談しても無駄なようにも思いますが、整備保証がある車検業者に出していればまずは連絡することが必要です。
参照
基本的にブレーキ検査をしてもらっていれば再度整備不良がないかのチェックはしてもらえます。
実際に上記のページにもありますようにどこまで整備保証に信頼がおけるかは業者次第でかなり違うのですが、まずは相談をしてみましょう。
あまりないとは思いますが、整備ミスをされていれば無料でミスのカバーをしてもらえるはずです。
それでも直らない場合には以下の対応も行っていきましょう。
車検後のブレーキの鳴きを止める方法
まず対応するべきは、しばらく様子を見るということです。
車検後はパッド交換によってしばらく音が出ることはよくあることで、5000キロなど走行しているうちに自然に音が出なくなることもあります。
それでも鳴きが止まらない車種も一部あるわけですが、その場合には
「整備工場にブレーキ点検を出す」
ということで原因の特定と整備が可能なこともあります。
整備工場だと正規品にこだわらないといけない理由はないので、本当に原因が特定できればその対応も可能となってきます。
- 鳴きが出る時間帯
- 鳴きが出る気温
- 鳴きの音の性質
- すでに行った鳴き対策
というような情報を思い出して整備工場に相談をすれば原因特定とその修理方法とを代行してくれると思います。
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