車内には内張りが最初からついていると思います。
しかし軽量化を目指すドライバーの場合にはこの内張りをはがすということを考える場合があります。
たとえば
- Aピラー
- Bピラー
- 天井
という箇所が代表的な箇所となります。
車検ではメーターのランプなどを中心に車内検査も若干あるわけですが、内張りをはがしたときに車検ではどのように判断されるのかについて説明をしたいと思います。
内張りと車検の検査項目
最初に車検の検査項目について説明をしておきます。
外観検査からはじまり下回り検査まで大きく分ければ6つの検査項目があります。
内張りをはがすことで落ちる理由になるものは最初の外観検査となります。
ちなみに車検の検査項目については以下のページに説明をしていますので参考にしてほしいと思います。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
内張りをはがすのはグレーゾーン?
冒頭で3つの箇所の内張りについて記載しましたが、一番落ちやすいのはAピラーとなります。
車検ではガラスなのも前席がもっとも規制が強く、後部座席は規制自体がないということもありますように、前席は内張りはがしでも厳しいといえます。
参照
「リアガラスにシールやステッカーを貼っても車検に通るのか?」
Bピラーや天井についての内張りは基本的にはがしても通ると思いますが、それでも確実ではありません。
その理由を今から説明していきます。
内張りで車検に通らない理由
まず1つめの理由としては内張りをはがすことで突起状になり、乗車している者の安全の支障が出るということがあります。
車種によってははがしても突起状になっていないものもあり、この場合には良いのですが、そうではない車種のほうが多いかもしれません。
ただ難しいのが「突起」の定義で、主観的なところが多分にあるので車検場、検査官、車検業者次第で何が突起状かの判断が分かれてくることが多いです。
自分では大丈夫だろうと思っていても通らないと判断されないこともあるということでこの点には注意してほしいと思います。
車検と検査官の主観
内張りに限らずグレーゾーンというものは昔から車検の保安基準にはあります。
車高のような数値で判断するものだと良いのですが、突起といった主観の入る可能性のあるものに本当は改造をしないほうが良いのかもしれません。
参照
車検での内張りをはがす行為への考え方
車検の難しいところは車検場、業者によって判断が違うということです。
上記でもいいましたが、内張りをはがすということについては100%まだ判断は固まっていません。
そのため基本的にAピラーの内張りをはがした場合でも通ったという確率は私の知る限り80%以上なのですが、逆にいえば20%弱は落ちているということなのです。
無難にいくなら内張りをはがさないという選択のほうが良いように思います。
またディーラーだと通らないとされることも多く、場合によっては車検業者も変えないといけないということもあります。
このサイトの下のほうでも付近の車検業者をネット上で検索できるポータルサイトを紹介していますが、整備能力がありかつ正規品以外でも通す整備工場、車検専門フランチャイズがベストだと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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