車検対応社外品でも車検に通らないといわれてしまったら

 

マフラーなど各種カー用品店では改造品が販売されていることがあります。

表記に

 

  • 車検対応
  • JASMA
  • JQR

 

などといったものがあれば信用して購入するドライバーも多いかもしれません。

しかしいざ車検のタイミングとなれば

 

  • 車検業者
  • 車検場

 

に車検に通らないといわれてしまうことは案外多いものです。

このような場合にドライバーとしては非常に困惑するのですが、どのように対応するべきかについて説明をしたいと思います。

 

車検対応はいい加減?

 

改造部品を販売するメーカーももちろん車検の保安基準を根拠に製品は製作しています。

そうではない、もしくはややグレーなメーカーもありますが、基本的には保安基準にぎりぎりで開発している部品もあります。

たとえばマフラーなどを例に取りますと、94dbなど保安基準ぎりぎりのものもよくあります。

これは以下のページにも紹介していますが、保安基準ぎりぎりでちょっとした劣化が車検までにあればすぐに基準に満たないマフラーとなってしまいます。

 

参照

車検でのマフラー音量の合格基準

 

つまり車検対応はいい加減という場合もあれば、その部品自体の経年劣化もあって通らない状態になっていることもあるということです。

これはドライバーにもメーカーにも責任がなく、時間の経過が本当の原因ということになります。

 

車検業者と車検場の偏見が原因?

 

マフラーだと保安基準は明確な数字を根拠に通るかどうかの判断をされますが、そうではない主観的な部品もあります。

たとえばシート、ウイングなどです。

これらは数字でなく、突起状になっていないかどうか、また安全上問題がないかといったあいまいな基準で測られることになります。

 

参照

GTウイングについての車検の保安基準

フルバケットシートをつけたまま車検に通ることはできないのか?

 

このような場合には部品の劣化でなく、車検業者や車検場の検査官の主観が原因となることはあります。

もともと車検というのはグレーゾーンがたくさんあるもので、車検場や検査官、あるいは車検業者が変わるだけで通るかどうかの判断が180度変わることさえもあるものとなっています。

車検対応などと表記されていても、シートやウイングなどのように主観的な基準で判断されるものについて絶対はないということがいえます。

ある意味で絶対といえるものは新車から搭載している正規品だけともいえるかもしれません。

 

参照

保安基準と車検場の検査官のブラック判定の基準

 

車検対応で通らないと言われてしまったときに検討するべきこととは?

 

上記のように客観的な数字を根拠に判断するもので通らないとされれば部品交換(たとえば正規品など)をするしかないかもしれません。

しかし主観的な要素で判断されるものについては車検業者を変えることで簡単に通ることもあるのが車検です。

それにはまず自分が通らないと言われた部品や箇所について保安基準はどうなっているのかについてよく知ることが重要です。

 

参照

車検の検査項目

 

この中にも質問をされたものについて保安基準をまとめていますので参考にしてほしいと思います。

また変えるべき車検業者についてですが、安さだけでなく整備能力の有無についてもよく検討してほしいと思います。

個人的にはディーラー以外だと整備工場、車検専門フランチャイズがおすすめですが、少なくても点検サービスのある車検業者にしておくと良いと思います。

格安業者よりかは多少費用的にはかかるかもしれませんが、あとで大きな故障をするよりかは長期的に見れば安くなるはずだからです。

 

参照

車検を通す7つの業者を徹底比較

車検費用を簡単に安くする4つの方法

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

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