通常の車だと
- フロントワイパーは2本
- 2本が交互に動き止めるときには視界を妨げない箇所で止まる
というようになっています。
しかしGTワイパーだと
- ワイパーは1本
- 止まる位置はフロントガラス中央付近
というようなものになります。
このようなGTカーのようなワイパーにあこがれることもあると思いますが、その場合車検に通るのかどうかについて説明をします。
GTカーのワイパーで車検に通る車種とは?
輸入車の一部にはデフォルトでGTカーのようなワイパーになっていることもあります。
結論からいいますとこの車種が特に手続もなく車検に通るといえます。
あとの車種だとあまり通らないといって良いでしょう。
GTカーのワイパーと車検
ワイパーが1本だから通らないということではありません。
- ワイパーの止まる位置が視界を遮る
- ワイパーの拭き取り面積が狭い
といったことで安全性の観点から車検に通さないという場合が多いようです。
構造変更申請をすれば車検に通るのか?
GTカーのような1本ワイパーにしてワイパーを減らすという場合には構造変更申請を最低でもしなければいけません。
ちなみにですが、3本ワイパーという車がある時代もありましたが、やはり2本に改造する場合でもそのままでは車検に通らず構造変更をしてはじめて通るとなっていました。
参照
さらに1本ワイパーの場合にはフロントガラスの視界に入る位置に止まるようでは車検に通らない場合もあります。
GTワイパーの取り付けの段階である程度この部分もクリアするようにしてもらわないといけません。
GTワイパーの取り付けと構造変更費用とを合計すれば5万を超えてくるのですが、その費用も想定して検討していってほしいと思います。
雨の日とGTカーワイパーのデメリット
上記でも拭き取り面積が小さいと記載しましたが、安全性も問題があります。
デフォルトから1本ワイパーにしている車種だとワイパーの長さを調整しているのかそこまでは問題ありません。
しかし構造変更をして後からつけた1本ワイパーは
- 雨の日の視界は結構狭くなる
- 1回で拭き取りする雨の量が多く、車の横に大量の雨を吹き飛ばす
- 晴れの日も止まる位置によってはワイパーが結構邪魔
というようなデメリットもあります。
外見的に見れば1本ワイパーは恰好が良いかもしれませんが、費用と車検の通りにくさ、そして変更後のデメリットも視野に入れて決めてほしいと思います。
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