車検を出すというときには見積もりをすることが多いと思いますが、そのときに車検費用が20万というような金額が出てくることがあります。
車種にもよりますが、今まで質問を受けてきた内容もまとめつつ20万の金額について考察してみたいと思います。
車検が20万になる理由
今ままでかなりの人数のドライバーに話を聞いてきましたが、
- 10年目10万キロというような特殊なタイミングでの車検
- エンジンやブレーキなど車の致命的な箇所の修理も含んだ車検
- 輸入車で単価の高い車種に乗っている
- 明らかな過剰整備で必要のない明細や項目が入っている
- あまり車に詳しくないドライバーで高く見積もられている
というようなパターンにほぼ集約されると思います。
まっとうなものから怪しげな理由が並ぶわけですが、どのように考えるべきかについて考えていきましょう。
まず輸入車についてですが、これは正直仕方ないといえます。
輸入車は国産車に比べると性能的に問題のある車種もあり、交換する部品の単価も高いです。
輸送費用もかかり20万はまだましなほうで、30万というようなことも多いかもしれません。
輸入車について批判する気はないですが、個人的には車検費用やメンテナンス費用がかかってくることは仕方がない部分もあります。
10万キロと10年での車検
この段階での車検では特有の部品交換はどうしても出てきます。
- タイミングベルト
- エンジンベルト
- エアコン
- ドライブシャフト
などですが、この他にも車検業者によっては交換するべきといってくるかもしれません。
参照
結論からいいますと上記4つの部品交換はしたほうが良いわけですが、それでも20万といえば相場よりもやや高い車種が多いと思います。
後述しますが、車検費用の節約を検討してほしいと思います。
過剰整備で車検費用が20万
輸入車、10年目、エンジンなど大きな故障をしているというような場合の他で車検費用の見積もりが20万というのは国産車では珍しいケースです。
買い替えを検討するようなドライバーも出てきそうですが、まずはその車検業者の見積もりから確認していきましょう。
よくあるのは
- 過剰整備
- 必要のない部品交換を盛られている
- 車検業者自体の単価が異常
ということです。
たいていの国産車の車検といえば15万までにはなると思いますが、以下のページでまずは過剰整備となっていないか確認しましょう。
参照
「ディーラーの車検の見積もり明細でよくある必要のない項目は?」
単価の高い車検業者かどうかを確認しよう
車検費用が20万というパターンだとディーラーという場合が多いのではないでしょうか?
良く言えば丁寧なのですが、過剰整備であったり、単価がどうしても高いのがディーラーです。
- 正規品しか使用しないので単価が高い
- 整備士の人件費も高い
- 余計な部品交換も多分に入ってくる
ということでどうしても20万などとなりやすいです。
まずは上記の過剰整備のページと見積もりを比較し、それで交渉してもうまくいかない場合には車検業者を変更します。
車検はディーラーというのは国産車の性能の低い時代の認識であり、今はそれほど故障の頻度が高い国産車はまずありません。
正規品にこだわるなら仕方はないのですが、2年といったもともと過剰な車検制度がある日本で、さらに毎回ディーラー車検というのはお金の無駄でもあります。
どうしても心配な人でも2回に1回をディーラーにすれば十分すぎるでしょう。
かといって点検もないような車検も怖いわけで、整備能力や点検サービスのある車検業者にする必要はあると思います。
その観点からすれば整備工場、車検専門フランチャイズがベストだといえます。
これらの業者に出せばしっかりと整備しても、なお車検費用は何割か安くなるはずです。
これらの方法をすべて活用すれば20万というような費用にはならないことが多いと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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