はじめてユーザー車検を受けるというときにはいろいろと迷ったり不安になることは多いものですが、点検記録簿という書類が必要なのかどうかについて説明をしたいと思います。
そもそも点検記録簿とは何か?
一般のドライバーには大変わかりにくいと思いますが、
- 車検
- 点検
というのは別々のものとなっています。
検査項目も違っていて、わかりやすくいえば
- 車検 公道を走る資格を得るためのもの
- 点検 安全に走行できる状態に車をもっていくための検査
というように意味合いも違ってきます。
法律的には両方とも受けないといけないのですが、実際には車検をユーザー車検にして通しておいて点検は受けていないというドライバーもいると思います。
(もちろん本当はいけないことではありますが・・・)
点検記録簿とはこの点検をして各項目をチェックした後に記録するという書類になります。
サンプルは以下のページに例示しています。
参照
ユーザー車検での記録簿の作成方法
通常、業者を通じて車検するという場合にはこの点検も点検記録簿の作成もサービスとしてついてきます。
しかしユーザー車検という場合には
- 自分で点検をして記録簿を作成する
- 点検のみ業者に行ってもらう
という方法などをしていかないといけません。
自分で点検するという場合、正直いってかなり適当に点検をして、その上で記録簿もいい加減に作成しているというドライバーもいるかもしれません。
(しつこいですが一応法的には違法的といえる方法ですが・・・)
ユーザー車検では記録簿は必要ないのか?
結論からいいますと
「車検の段階では実は記録簿は必要ない」
といって良いです。
冒頭で車検と点検は違うものと記載しましたが、
- まず車検を通す
- その後整備をして点検をする
ということでも違法ではないからです。
ですので点検記録簿を持たずに車検場にいっても「後整備をします」とだけ窓口で伝えれば特に何もいわれません。
ただし一部のエリアでは後整備と伝えても車検を受け付けてくれないところも出てきていますので、そのときには点検簿を自分で作成して提出するようにしてください。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
点検をしないのは大きな故障を招く?
ここまで読むと
- 車検は自分で通せる
- 点検は最悪しなくても良いだろう
というように思う方も多いかもしれません。
最近の国産車はたしかに故障しにくいようにしっかりとしたものに作られています。
正直いって2年ごとではなく4年ごとの車検というように法改正しても問題ないのかもしれません。
それよりも案外重要なことは点検整備です。
後整備でも良いので、車の状態が気になれば自分で整備は正直できませんので業者に出しておくほうが良いと思います。
ユーザー車検は安くつくのですが、ときに大きな故障となってその修理費で車検代よりも高くつくことも多いのです。
参照
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