車検切れとなると
- しばらくは(約1ヶ月程度)自賠責保険の有効期間が残っている
- もうしばらくは任意保険も残っている
という場合が多いのですが、それぞれの有効期限が経過すれば無保険車となってしまいます。
車検切れで放置期間があり、その後に車検を再度通そうというときにはそれぞれの保険も一気に加入するということを考えるわけですが、どのようにしていけば良いのかについて説明をしたいと思います。
車検切れで自賠責保険に加入できるか?
公道を走行するには
- 車検
- 自賠責保険
と2つの条件がそろわないといけません。
もちろん再度車検を通そうという場合には自賠責保険に加入できますし、加入しなければいけません。
- 車検業者に車を取りに来てもらう
- レッカーをチャーターして車を運ぶ
- 仮ナンバーを取得して運転して運ぶ
と車検業者あるいは車検場(ユーザー車検の場合)に車を運ぶということが必要となってきます。
費用的には仮ナンバーが一番安いですが、市役所に手続きをしなければいけませんので面倒は面倒です。
この場合、仮ナンバーで数百円の費用を市役所で支払いますが、その費用の中にすでに自賠責保険がかけられています。
その後車検時に自賠責保険に加入することとなります。
ちなみに仮ナンバーの手続き方法については詳しくは以下のページで説明をしています。
参照
車検業者、あるいはレッカーチャーターについては配送費用がかかります。
レッカーのほうが高くなることが多いので、車検業者に配送と車検とをまとめて依頼したほうが良いと思います。
ただし問題は車検業者によっては車検切れの車を運ぶという依頼を受けてくれないところもあるということです。
このサイトでも付近の車検業者を検索するサイトを紹介していますが、車検業者のポータルサイトで検索して回送をしてくれる業者を探していきましょう。
車検切れと任意保険の加入
国の制度である自賠責と比較すれば任意保険に関しては加入が若干難しいといえます。
車検切れでまだ任意保険の有効期間が残っているという場合には中断証明という手続きを保険会社に対して行います。
これによって等級を維持したまま任意保険の更新が行える保険会社もあります。
一方ですでに車検も切れて任意保険も切れたという場合ですが、この場合の任意保険の再加入は難しいです。
原則として車検切れだと公道を走行できないため、保険で補償する対象が存在しないことになります。
これを理由として任意保険の再加入は車検を通すまでできないとされています。
参照
つまり仮ナンバーを取得しても任意保険が切れてしまっていれば任意保険がない状態で車検業者あるいは車検場まで運転をしなければいけないということです。
そのため慎重に運転していくか、または車検業者に取りに来てもらうということが無難といえるのです。
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら