代車という制度が車検業界にはありますが、通常は車検で自家用車を預けた代わりに貸し出されるものです。
しかし車検業者によっては
- 見積もりをする
- 見積もりの間に店内で待たせないで代車を貸し出す
- 数時間後にドライバーに連絡があり見積もりが提示される
というようなシステムのところもあります。
一見丁寧で親切な業者のようですがドライバーにとってはデメリットもあります。
今回は見積もり時点の代車貸出しがドライバーに与える心理的効果について説明をしたいと思います。
見積もりで代車を貸し出す業者とは?
この制度はそう多く採用されているわけではありませんが、採用している業者はさまざまです。
今までに聞いたことがある業者をいいますと
- ディーラー
- 車検専門フランチャイズ
- カー用品店
などです。
車検の見積もりにかかる時間の長さ
通常は30分程度など十分に待てる時間の長さになるのが見積もりです。
車の部品を分解したり、また特定の箇所を点検して見積もりを出すわけではありません。
車検証ベースで概算によって見積もりを出すのですが、通常は30分、長くても40分程度では見積もりを出すことができます。
参照
30分という時間が見積もりを開始してからの時間で、店が他の顧客で混雑していると見積もりがスタートするまでにも時間がかかる場合もあります。
見積もりで業者から代車を借りればどのように感じるのか?
代車というと通常は車検を申し込んでその後に貸し出しするということになります。
しかしまだ契約するとも決めていない見積もりの段階なわけでドライバーとしては
- 費用も支払うか決めていないので代車を借りて申し訳ない
- ガソリンも使って車検を断るのも申し訳ない
と見積もりから車検を拒否して別の業者に出すというようなことができにくくなります。
タダほど怖いものはないといわれますが、見積もり時点の代車はまさにそのパターンに該当するのではないでしょうか?
多少車検費用の見積もりが高いとしても、そのまま契約してしまうドライバーも出てきそうに思います。
見積もり時点で代車を貸し出す業者の特徴とは?
主に
- 店が混雑していて待ってもらうのが申し訳ない
- 代車を貸し出し心理的に断りにくくして契約しようとしている
このような理由が考えられると思います。
もし2つめに該当するとすればドライバーとしては少し怖い気もしますね。
見積もり時点の代車の貸し出しを借りるべきか?
日本人の場合には気が弱いドライバーが多いように思います。
そのため上記のように代車のせいで断りにくくなるということであれば、やはり個人的には代車を借りるべきではないと思います。
- 代車を借りない
- その業者の見積もりも断る
という対応も必要となってくるのではないでしょうか?
そこまで代車サービスが充実していれば車検費用も高く設定されている可能性もありますので、軽率にタダといって代車を借りないほうが良いかもしれません。
契約以外にも代車を保険契約の有無で非常に大きなリスクをかかえることもあります。
参照
「車検時の無料代車は実は有料? 世の中にフリーランチはない」
車検業者はそれぞれ特徴があります。
費用の高低、整備能力、過剰整備の有無などですが、以下のページにまとめています。
見積もりで代車を貸し出す業者以外にも他の業者も検討していきましょう。
参照
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