車検でウォーターポンプから液漏れがしているので通りませんと業者から指摘されることはあると思います。
ドライバーとしては自分で液漏れを確認できる箇所にはないので非常に不安になるのですが、特に修理費用を聞くとその費用の高さには驚かされるかもしれません。
一定頻度でウォーターポンプの液漏れは起こるのですが、どの程度になれば通らないのかについて説明をしたいと思います。
ウォーターポンプとは?
まずこの部品について説明をしたいと思います。
車は言うまでもなくエンジン駆動によって走行するのですが、エンジンの活動によって熱が生じます。
この熱を冷ますのに冷却水(LLC)を使用するのですが、この冷却水を循環させるのがウォーターポンプとなります。
インペラといって羽のようなパーツで冷却水を内部で回すことで車のエンジンの故障を予防するというのが主な役割となります。
ウォーターポンプの修理費用
ウォーターポンプは劣化してくると液漏れ(LLCなどの冷却水漏れ)を起こすことがあります。
少し程度だと車検にはまったく問題なく通るのですが(この点は後述します)、ひどくなると車検うんぬんというよりも車のエンジン部分への故障原因となることもあり危険ともいえます。
ウォーターポンプ自体の修理や交換となると費用的には3万程度はかかってきますので、これが車検費用に上乗せとなるので負担は小さくありません。
ウォーターポンプの液漏れはどの程度になると車検に通らないのか?
ウォーターポンプの液漏れといってもその程度には上下にかなりの開きがあります。
- にじむ程度
- 液漏れの痕跡が残る程度
にじむ程度であれば特に車検では問題ありません。
ウォーターポンプのパッキン交換だけで車検に通るレベルになることも少なくありません。
しかし痕跡も残る程度であれば通常は車検に取らないといえるでしょう。
ウォーターポンプの交換や修理の目安としては車の年数を目途にするとわかりやすいと思います。
個人的には10年程度ウォーターポンプの交換を1度もしていないということであれば、今回の車検で交換しても良いと思います。
にじむ程度でも車検に通らないと言われれば
よくディーラーなどであるのが、大した液漏れでもないのにどうしても車検に通せないと言われるパターンです。
整備士やディーラーとして親切心もあって指摘してくれてもいますが、ウォーターポンプ交換費用も出せないという場合もあるでしょう。
それがにじみ程度であればなおさら次回の車検まで交換のタイミングを後ろにしたいと思うことは自然なことです。
この場合にはそのまま交換するのも1つの方法ではありますが、車検業者を変更するということでウォーターポンプの交換をせずに車検が通るということもあります。
(もちろんウォーターポンプの液漏れがひどくないという前提ではあります)
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
と整備能力もあって、ディーラーよりも費用が安いという業者もあるので、このような業者を当たればそのまま通るという場合もあるといえます。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
ちなみにウォーターポンプ以外にもよくトラブルといいますか、見解の違いで問題となる部品交換があります。
これについては以下のページで年数や走行距離によって必要かどうかを判断できるようにしました。
参照
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