車検は2年ごとにやってくるものですが、まれに車検切れとなってしまうことがあります。
このときには以下のようにいろいろな点が気になるのですが、
- 公道を走行して車検を通すには仮ナンバーが必要?
- 車検切れでどのような罰則適用があるのか?
- 車検切れの車を車検に通そうと思えば通常よりも費用は高くなるのか?
- 任意保険の更新はできない?
今回はこのような中で車検切れ期間中の任意保険が有効か無効なのかについて説明をしたいと思います。
車検切れ期間中の任意保険の有効性
よくネットでも車検切れ期間は任意保険の期間が残っていても保険は下りないというような書き込みがあるように思います。
しかし結論からいいますとそのようなことはありません。
「車検切れ期間でも任意保険は有効で保険も下りる」
という認識で間違いはありません。
車検切れ期間中の自賠責保険
任意保険と違う補償内容なものが自賠責保険です。
任意保険とともにこの自賠責保険も無効とされれば事故が起これば大変なことになってしまいます。
これも結論からいいますと
「車検切れ期間でも自賠責保険は有効で保険も下りる」
というようになっています。
ただし自賠責保険のほうは有効期限を確認してほしいのですが、車検期間よりも1ヶ月程度しか長くかけていないと思います。
ですので車検切れの後、自賠責保険がまだ有効という期間はそう長くもないので注意が必要です。
車検切れでは公道を走行すると免停?
しかしそもそも論ですが、車検切れでは公道を走行してはいけません。
もし走行していて警察の検問にかかればかなり大変なことになります。
参照
それでも仮に事故にあえば任意保険が下りるということですが、その他にも駐車場にとめていて損害にあったというような場合には任意保険の対象となりえるということになります。
車検切れと任意保険の更新
車検切れのままだと任意保険の更新は原則できません。
以下のページに例外的に更新できる条件を説明していますが、通常は更新できないということは押さえておきましょう。
ケースによっては再加入をしても等級が下がるので、保険料にも影響が出てくることもあります。
また後述しますが、車検切れで公道を走行して車検に通しに行くときも任意保険の更新とともに加入もできません。
法人とは違って個人の自家用車では任意保険もなく、車検を通しに行くしかないということで事故を起こさないように慎重にその日は運転するしか方法がないということになります。
参照
車検切れでの車検の通し方
車検切れでは公道を走行できませんので、車検を通すのも通常と違う方法になります。
- 仮ナンバーを取得して車検場、車検業者まで走行し車検を通す
- 車検業者に車を取りに来てもらう
- レッカーをチャーターする
というような方法があります。
参照
レッカーをチャーターすれば良さそうなものですが、たとえばJAFなどでは車検切れの車両を運搬しないようになっています。
また他の業者でレッカーされてもその費用は結構な費用となります。
車検業者に運んでもらってもその費用はやはり同程度で安くはありませんので、仮ナンバーを取得して車検に通すのがベストかもしれません。
ただしこの場合以下のページに説明をしていますが、市役所への面倒な手続きが必要となるのがデメリットではあります。
参照
仮ナンバーがあればどこの業者にも出すことはできますが、仮ナンバーを取得せずに車検を出そうと思えばディーラーなど一部の業者しか回送してくれないということになってきます。
またディーラーなどに車を取りに来てもらうことを断られてしまえば、さらに車検業者を探すしかありません。
(付近の車検業者を探すサイトはこのページの下のほうに紹介しています)
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