友人や知人に車検業者があるという場合に、普段からの付き合いでそのまま車検に出すように依頼されたり、また車検に出そうという場合があります。
友人や知人による車検なので安心かと思えばそんなこともないようで、今回は車検の利益率を中心に友人や知人への車検を出すことの是非について説明をしたいと思います。
友人や知人の性格が大きく影響
車検に限らずに何でもそうですが、
- 友人や知人なので利益をあまり取らずに善意で請求額を決める
- 友人や知人なのであえて利益を大きくとって請求額を高くする
というパターンがあるようです。
後者はあまりないだろうと思うわけですが、実際はそうではないようです。
過去に質問を受けたことがある話で、相場としては15万程度という車検を20万をも超えるようなケースも記憶しています。
さらにひどいケースでは相場の倍程度の費用を請求しているようなケースもありました。
両方のドライバーともうすうす相場よりも高い請求を受けているのではないかと疑っていたようで、少し指摘すればすぐに別の車検業者に変更するといっていました。
場合によっては友人や知人という関係もあって、たとえ少し程度相場よりも高く請求されていても断りにくいということもあるかもしれません。
また断ればその後の人間関係もうまくいかなくなるかもしれませんし、正直難しいところかもしれません。
ただ、高く請求しているような友人などとその後もうまくいくことが続くかといえばそうでもないように思います。
どうせうまくいかないのであれば、思い切って今回を機に切っても良いかもしれません。
やはり人の無知や人情につけこんで不当に儲けようとするのは疑問に思います。
車検費用を高くする手口
上記の2つのパターンの見積もりや明細を見せてもらいましたが、大きく分ければ高くなる理由は以下のようなものでした。
- 余計な部品交換をかなり加える
- 普通は無料というようなサービス的な項目も有料で加える
- それぞれの単価を高くする
- 基本料金などが二重にかけられている
ひどいケースではすべてのポイントに該当して高くなっている場合もあって、それはひどい見積もりでした。
ちなみに費用な部品かどうかは以下のページでも紹介をしています。
参照
「ディーラーの車検の見積もり明細でよくある必要のない項目は?」
車検費用を安く請求する友人や知人
また逆に友人なので相場程度を請求するのも気が引けるというように考えることもあります。
この場合もやはり難しいところで
- 次第に車検を引き受けることに無理が出てくる
- 整備不良があっても友人や知人に連絡しにくくなる
ということは出てくるかもしれません。
いくら人の良い友人や知人でも安くし続けることは大変ですし、また整備不良などクレーム的なことになれば内心は難しくなってくるでしょう。
友人や知人に車検を出すことはまったく間違いではないですが、下手に双方が気を遣うということで難しいことも出てくるといえます。
いっそのこと、正規費用で請求されるほうが良いかもしれませんし、他人の車検業者に出せば良かったと思うことも出てくるかもしれません。
以下のページでも説明をしていますが、もともと車検というのは利益率が低いというところもあります(ただしディーラーなどは除きます)。
整備工場などだと10%も利益率がないという業者もあるかもしれませんが、その上さらに友人割引などを適用すれば実質利益なしというパターンもあるかもしれません。
参照
車検業者を比較する
友人や知人の車検業者以外でという場合にはいくつかの業者があるので、特徴や費用は見えにくいと思います。
以下のページで詳しくは説明をしていますが、車検では費用とともに整備能力があるかどうかもチェックしなければいけません。
具体的には必要な部品交換を適切に行うこと、24ヶ月点検を適切に行うこと、このような業者で安いことがベストだと思います。
以下のページでも説明をしていますが、このような観点からいきますと整備工場、あるいは車検専門フランチャイズがベストではないかと思います。
参照
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