車検は2年ごとにやってきますが、基本的には毎回そのときに自賠責保険も2年と同月数だけ更新します。
中には
- 37ヶ月
- 25ヶ月
と中途半端な期間の自賠責保険加入というパターンもありますが、基本的には24ヶ月更新が通常です。
通常2年の更新という自賠責保険をあえて3年加入することはできるのかということを質問されましたので、今回はこの点について説明をしたいと思います。
25ヶ月と37ヶ月の自賠責加入
車検の有効期限は最終日の午前24時までとなっています。
しかし一方で自賠責保険は有効期限日の昼12時となっていて、自賠責のほうが12時間早く有効期限が切れることになっています。
自賠責もかけていない状態で公道を走行することはできないということで、自賠責だけ1ヶ月車検よりも長くかけるというようになっています。
新車だと3年の車検期間となりますが、自賠責は1ヶ月多い37ヶ月かけることになっています。
また車検切れなどで期間のあいた車検という場合には、やはり車検の有効期間は2年ですが、自賠責はより1ヶ月長い25ヶ月となっています。
参照
しかしこのような期間以外は通常2年の自賠責をかけることが普通で、ほぼこれとは違うたとえば3年の自賠責加入しようと思うドライバーは皆無に近いといって良いのではないでしょうか?
個人的には3年の自賠責をかけたいと言われたという車検業者からの話は聞いたことはありません。
自賠責保険に3年加入すればお得?
自賠責保険を長くかけて、更新回数を減らせば自賠責保険料の節約になるのではという観点で冒頭のように考えるドライバーもいるようです。
質問を聞いて、正直いろいろな考え方があるものだと感心しました。
自賠責保険に3年加入ができるのか?
さて法的に車検期間よりも長く自賠責保険を加入できるのかということですが、
「自賠責保険は車検期間よりも1ヶ月だけ長く加入するように決められている」
となっています。
つまり冒頭のように3年というような加入期間はできないということになっています。
新車、あるいは車検切れというような特殊なケース以外では24ヶ月の自賠責保険の更新が決まりということになります。
自賠責保険法という法律もあって、長く加入してはいけないという根拠の規定はあるのかということですが、明確にはありません。
そのため車検期間を超えて長く更新することについてもし仮に行えたとしても、厳密に違法かと言われれば違法ではないといえるでしょう。
法的には違法ではないようですが、保険会社がまず受け付けないというようになっています。
ごくごくまれに
- 車検業者が誤って3年で自賠責保険を更新してしまう
- 保険代理店が誤って3年で自賠責保険を更新してしまう
ということで3年の自賠責保険の更新というケースもありますが、何かの業者のミスを原因とするものであり、通常はないということになっています。
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