車検というのは
- 単価がわかりにくい
- ドライバーとして知らない部品交換や整備が行われる
- 整備で追加の部品交換をされる
などといったこともあって見積もりをしてもその通りに確実に収まるかどうかは見えにくいものといえます。
しかし車検時に別の大きな出費があった場合には、車検で予算を超えるということは極力避けたいものです。
今回は難しいと言われる予算以内に抑える車検の方法について説明をしたいと思います。
車検に通る範囲でと伝えるのは危険?
まずドライバーの方がミスしやすいこととして
「車検に通る範囲でお願いします」
というような話の仕方をする場合です。
一見合理的ですが、業者に「私は車についてよくわかっていませんので、適当に部品交換をされて高くされてもわかりません」と言っているようなものです。
個人的にはこのような持ち掛け方はあまりおすすめしません。
それよりも後述しますが、ドライバーとして少しだけ車の部品交換に詳しくなるほうが確実に費用を抑えることができるようになると思います。
参照
車検費用の内訳
まず車検費用について説明をします。
- 法定費用 自賠責、重量税、印紙代
- 車検費用 工賃や部品代など車検業者に支払うもの
とこのように分類できます。
法定費用のほうは国に支払うもので、ユーザー車検であってもどこの車検業者に出してもその金額はまったくの同額となります。
そのため予算以内にするには業者への支払い、具体的にいえば工賃と部品代をうまく抑えるしか方法はないということがわかります。
参照
しかし残念なことに法定費用は上記のページに説明をしていますが、車検総額の半分から3、4割を占める大きな費用となっています。
そのためドラスティックに費用の節約をしていかないと予算内に抑えることは難しいのです。
ディーラーに車検を出すデメリット
予算という縛りがある場合にはまずディーラーを候補から消さないといけません。
ディーラーの場合
- 単価が高い
- 部品交換や整備が厳重
- 交換部品もすべて正規品
ということで安くすることは基本できません。
また最近の国産車の性能は上がっていて、毎回ディーラー車検というのも無駄です。
2回の車検に1回ディーラーという感じでも十分です。
個人的にはエンジン異音がするというときに限ってディーラーは活用すれば十分と考えています。
車検費用を予算以内に抑える方法
車検費用を安くするには
- 自分の車の状態から必要な部品交換は何かを知ること
- 費用が安く整備能力がある業者を知ること
です。
これらについては以下のページに説明をしています。
費用が安く、整備能力もある業者とは整備工場、車検専門フランチャイズになってきます。
フランチャイズももともと整備工場だったところが多く、ほとんどの車種にノウハウがあり、かつ部品もリビルトで安く整備ができます。
参照
このような業者から相見積もりを取って、予算以内のところを確定させるということが必要となります。
おそらくディーラーよりも何割か安くなってくるはずですから、予算内になるという場合も多いでしょう。
それでも予算を超えるという場合には、あまりおすすめはできませんが、
- 点検はなく車検に通すというのみの業者に出す
- ユーザー車検を行う
という方法があります。
車検のみとなるとたとえばユーザー車検代行業者などもあって、法定費用に1万も足せば車検に通すこともできます。
このような点検をしないという場合にはすぐに故障するかといえばそうでもありません。
ただし車の調子、特にエンジンやブレーキ、そしてマフラーの音などに異音がないかはその後も注意して見ておいて欲しいと思います。
異音等が出ればすぐに整備工場に行くということであれば最悪の故障はそうは起りません。
今の国産車であればこのようなメンテナンスでもそうそう故障しないようになってきています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
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