車検や点検は2年に1度のドライバー泣かせのイベントです。
毎年春の自動車税や、日常的なガソリンなどでもしんどいのにその上に20万や10万台の車検費用となるので正直しんどいです。
若い人が車離れするのもよくわかるような気がします。
さてドライバーであまり車検を待っているという人もいないわけですから、最低限の費用で車検や点検をしたいのは当然です。
そのため
「車検が通る範囲で車検をお願いします」
というような依頼を業者にする人もいるのですが、これが実は危険な理由となることもあります。
今回は業者側からの目線でこの発言を分析していきますので、どのように思われてカモにされてしまうかを知っておいてほしいと思います。
車検で通る範囲でお願いしますという真相
冒頭の発言を業者に話すドライバーにはいくつか共通の特徴があります。
おそらく車検会社を経営していたり、またディーラーなどで勤務しているという場合にはわかると思いますが、
- あまり車に詳しくはない
- 費用的に余裕がない
- 性格的にケチ
- 車検業者への対応も悪い
というようなことです。
言い換えれば利益率の低い顧客か、車検や車を知らないカモになりえるということです。
車検で通る範囲でと言いながら、その実見積もりに余計な部品交換を入れられやすいドライバーでもあるのです。
逆に車に詳しい場合には
- 最初からある程度の部品交換を指定してくる
- 会話の中にも部品名が頻繁に出てくる
というような特徴があります。
ネットも普及していたり、車のメカニズムの書籍も多数発売されていて勉強しているドライバーも多くなっているのが現在でもあります。
まだまだ車検業者によっては顧客の知識量、性格を見ながら見積もり金額を上下させるという悪弊もないわけではありません。
費用を不当に高くしないためにはドライバー自身も車についてほんの少し勉強しておけば請求しにくい顧客となります。
車検に通る範囲でお願いしますと断る業者
デフレと言われて久しいですが、車検業界も例外なくデフレの波に流されています。
- 見積もりを複数の業者で取るドライバー
- 見積もりから削減する部品交換を指定するドライバー
- 容赦なく値切ってくるドライバー
などは昔よりも格段に増加していて、いきなり「車検に通る範囲でお願いします」と会話されて非常に嫌に感じる業者も多いかもしれません。
ディーラーや車検専門フランチャイズであればマニュアルもあってそれなりの対応をするかもしれませんが、個人経営のところであれば受け入れを断るところもあるかもしれません。
特に地方であればそこまで車検業者も多くなく競争がありませんので、儲からないで手だけかかるドライバーは切るという姿勢のところもあるでしょう。
車検で通る範囲ではやる気をなくさせる?
整備士も人間ですから、安全を軽視するような車検に通る範囲でというのは残念に思う人も多いでしょう。
マニュアルのあるところではそれなりの対応をしますが、そうではないところではやはり整備に手を抜くとはいいませんがやる気をなくす業者もあるかもしれません。
冒頭のように話をして、感じの悪い業者だと思えば、やる気をなくされているという場合もあるでしょう。
しかし業界的にはやる気をなくすのは勝手ですが、プロ意識の低いことは否定できないと思います。
見積もりでは業者も納得の交渉をする
値切りをこのサイトでも勧めています。
適切であれば悪いことではないですし、業界的に車のことを知らないドライバーは費用を高くされやすいとはいえます。
以下のページにも説明をしていますが、自分の車の状態にあった部品交換だけをしてもらうようになっておくのは当然ですが、それとともに相手の業者にもある程度のマナーを踏まえた交渉をするほうがうまく値引きができると思います。
参照
このページにもあるように交渉はスマートに、スムーズに行っていけるようにしましょう。
参照
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