ユーザー車検という場合には自分で車検に通すのであまり今回の話は関係ないかもしれません。
しかしディーラーをはじめとした車検業者に出すという場合には、自分で見ていないところで
- 車検の検査
- 点検
と行われるので、どうしても何をされているのか、また正しく点検などが行われているかわからないということがあります。
そのため体感的に車検後で燃費が悪くなるというときに直近の車検が原因ではないかと思うドライバーもいると思います。
今回はごくまれにある車検後の体感上の燃費の悪化について説明をしていきます。
燃費が悪くなる理由
車検と点検では数多くの項目の検査や整備が行われます。
もちろん車の状態を良くしようとして車検と点検を整備士は行います。
基本的に燃費が良くなるということはあるにしても、逆に燃費が悪くなることは基本的にはありません。
一般的に燃費が悪くなる理由としては以下のようなものがあります。
- タイヤの空気圧が減っている
- ブレーキの引きずりやブレーキ調整がきつい
- エアコン(暖房も含む)を強くかけている
- スパークプラグの劣化
- マフラーの異音
- タイヤ交換をして外径が変わった
- エンジンオイルの粘度が変わった
- ATF交換をミスした
エアコン以外は車検業者で点検など整備がかけられていることが多いでしょう。
またスパークプラグの劣化についてですが、車検に出すときに強く値切ればもう少し持つということで交換していない場合もあります。
そして車検に通して、数ヶ月で本当にスパークプラグが機能しなくなりつつあるという状態でも燃費が悪くなるということはあります。
参照
車検や点検ミスの確率
整備士も人間ですから、当然整備ミスを絶対にしないかといえばそうでもありません。
3月など車検の繁忙期には疲労もあってミスも起こることはあるでしょう。
しかし確率的にいえば整備ミスを車検時にする確率というのはほとんどないと思います。
おそらく一生車に乗っていて、車検も決められた回数行っても車検ミスに遭遇することはないでしょう。
車で事故に遭う確率よりもはるかに低いといえます。
もし今から説明することに心あたりがないという場合にはこの整備保証を車検業者に求めていくことになります。
参照
燃費の悪化でよくある理由とは?
上記にいくつか燃費が悪くなる理由を説明しましたが、中でも
- タイヤの空気圧
- エアコン
はまず確認しておきましょう。
タイヤについてはスタンドに行ったときに注入してもらうと燃費が元に戻ることも多いです。
またエアコンもガンガンにつけるドライバーも多いのですが、特に夏場ではこれだけで燃費が相当悪化することもあります。
これらはすぐに確認ができますので、その後整備保証を業者に求めていくというようにしましょう。
燃料添加剤を入れたら燃費が悪化?
車検業者によっては燃料添加剤を
- 燃費向上に良い
- エンジンの寿命が延びる
などという理由で車検時にすすめるところもあるようです。
個人的には添加剤は入れないほうが良いと思いますが、車検時にこの燃料添加剤を入れていないかも思い出してほしいと思います。
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