車には車検業者への工賃以外に税金や保険代もかかってきます。
車検切れとなってその後かかってこない費用と、車検切れかどうかは関係なく課金されてくる費用とがありますが、今回はこの違いについて説明をしたいと思います。
車検切れで重量税はかかってくるのか?
重量税というのは車検時に支払う法定費用に含まれます。
法定費用とは
- 自賠責保険
- 重量税
- 印紙代
と分類分けできますが、結論からいいますとこの3つの法定費用は車検切れで放置しているだけであればかかってはきません。
もちろんまた車検に通そうというようになったとしても、車検切れの期間の部分の法定費用も一気に課金されるというわけではありません。
車検に通す段階でのみかかってくる費用と考えておくと良いのです。
参照
車検切れ期間でもかかってくる費用とは?
他の車関係の費用といえば
- 車検時の車検業者への支払い(工賃や部品代など)
- 自動車保険(任意保険)
とがあります。
これも車検切れとなれば発生はしません。
またあらためて車検に通そうとするときに、車検切れの期間の支払っていなかったものも一気に支払うということが求められることもありません。
では車検切れでも関係なく請求されてくるものとは何かということですが、それは
「自動車税」
となります。
車検切れとなっていても車にナンバーをつけたままとなっていることもありますが、この税金はナンバープレートに対して課金されます。
ですのでしばらく車検に通して公道を走行しないという場合にはナンバープレートの抹消手続きをするとこの自動車税もかかってきません。
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逆にナンバープレートの抹消(一時抹消)もせずに車検切れで放置しているとします。
この場合、あらためて車検に通そうとすれば車検切れの期間中に支払っていなかった自動車税を一気に支払い、その上でないと車検に通せないとなります。
この一時抹消の手続きは平日のみ、管轄の運輸支局に対して行います。
車検切れのデメリット
車検切れとなって公道を走行し、警察に見つかれば免許停止となります。
また仮に事故でも起こせば自賠責も任意保険もききませんので、一生を棒に振ることもあります。
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また一度車検切れとなってしまって、その後車検に再び通そうと思えば、
- 車検業者、あるいは車検場までも走行していけない
- レッカーをチャーターするか車検業者に取りに来てもらわないといけない
- もしくは仮ナンバーの申請をして5日の有効期限の間に車検に通さないといけない
- バッテリーが上がってしまうなど通常よりも修理箇所や費用が増えることもある
というデメリットもあります。
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「車検切れ後に放置していてバッテリーも切れたときの車検方法」
レッカーあるいは車検業者に回想を依頼すればその費用もかかりますし、放置中の状態が良くないとさらにバッテリー修理費もさらにかかってくるとなります。
どうしても車検切れとなるという場合もあるので一概にはいえませんが、費用だけでなく車の状態や寿命を考えれば公道を定期的に走るというほうが本当は良いということも頭に入れておいて欲しいと思います。
どうしてもという場合には定期的にエンジンをかけて、公道でなく駐車場だけでアクセルを少しニュートラルでふかすということも多少効果はあるはずです。
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