ユーザー車検では運輸支局への車の持ち込みから車検時の車の操作まですべて自分で行わないといけません。
また事前に準備する書類とともに、当日に運輸支局で入手し記載しなければいけない書類もあります。
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
- 継続検査申請書
の3つですが、それぞれ税金を支払ったことを証明する書類であったり、車検合格後の車検証の発行のために必要な書類となってきます。
特に今回がユーザー車検を最初にするというような場合にはこのような書類の作成も面倒に感じたり、不安に感じるものではあります。
このような場合に代書屋(行政書士さんなど)に作成代行を依頼することができますが、この是非について説明をしたいと思います。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
ユーザー車検の書類の記載方法
冒頭の書類の名前を見ればいかつくややこしいように感じるわけですが、実は記載箇所はそう多くはありません。
また当日車検場には記載例やサンプルもあるので、あとはそれを見ながら自分で当てはめて記載していけばまず問題がないことが多いです。
そして当日は係員もいますので、その人たちに質問すればわからないことも教えてもらえることが多いです。
自動車重量税納付書
- 車両番号
- 氏名と住所
- 自動車の区分(乗用車かどうかなどの区分)
- 車検証の自動車の重量
- ユーザー車検ということで「継続・持込み」へチェックを入れる
中古車で車検が切れていた時期があれば「新規・持込み」へチェック
自動車検査票
- 車両番号
- 原動機型式(車検証に記載あり)
- 車台番号(やはり車検証に記載あり)
- 総走行距離
- 氏名と住所
継続検査申請書
- 車検の有効期間
- 車両番号(車検証に記載あり)
- 車台番号(やはり車検証に記載あり)
- 定期点検の実施の有無(車検後に24ヶ月点検をする場合にはなしでも問題ない)
- 本人か代理人かの記載(ユーザー車検では本人と記載)
- 総走行距離
- 氏名と住所
あとは収入印紙を貼るだけです。
収入印紙とは重量税や検査手数料を当日窓口で支払えば入手できるので、それをこれらの書類に貼るだけです。
上の項目を見てもらえばわかりますが、正直いって氏名であったり、また車検証に記載してある情報を写すだけという項目が多いです。
実際に車検証を忘れたりしなければさほど苦労することもないのではないかと思います。
代書屋さんにユーザー車検の代書依頼をしたときの料金
上記の3つの書類を作成するのは通常10分から15分程度で十分だと思います。
収入印紙を支払い、貼るという段階で窓口の状況次第では多少時間がかかってしまうかもしれませんが、この時間は代書屋さんに依頼しても変わりません。
代書屋さんとは主に
「行政書士事務所」
で、国家資格を持った法的書類の作成代行などを手掛ける街の法律屋さんです。
ユーザー車検をする人が平成になってから多くなり、当初はユーザー車検の情報も多くなかったので代書屋さんに当日押し寄せるという現象もありました。
しかしその代書費用は1300円前後という感じです。
1日に何人かユーザー車検の人が来てもらえれば生計が立つということで、運輸支局の近くに必ず何件かあります。
しかし上記のように書類の作成は写すということが中心であって、個人的には自分で当日作成したほうが良いと思います。
- 書類の作成はさほど難しくない
- わからない場合には係員に聞きながら作成すれば良い
- ユーザー車検は安さがメリットで代書屋さんに1万も支払うなら最初からユーザー車検代行業者に依頼したほうが良い
というような理由があるからです。
もちろんユーザー車検で必要な書類は代書屋さんで作成代行しても、自分で作成しても何も違いはありません。
ですので自分でサンプルを見ながら、また係員に迷惑もかけながら作成するという方法で十分でないかと思います。
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